トップ 一覧 検索 ヘルプ RSS ログイン

リン・マクタガート (Lynne McTaggart)の変更点

  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
ニューエイジ系の啓蒙書「[フィールド 響きあう生命・意識・宇宙|http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4309906079]」の著者であるジャーナリスト。マクタガートは現在、人間の意志が物質に及ぼす影響についての検証実験を、インターネットを通じて行っている。「[The Intention Experiment|http://theintentionexperiment.com/]」(意志の実験)というサイトで数万人のボランティアを募り、この種の実験としては史上最大規模のものを目指している。彼女の科学者チームには、ドイツのニースにある生物物理国際研究所の[Fritz-Albert Popp|http://en.wikipedia.org/wiki/Fritz-Albert_Popp]博士、アリゾナ大学の[Gary Schwartz|http://en.wikipedia.org/wiki/Gary_Schwartz]博士、[Marilyn Schlitz|http://www.lightstreamers.com/Marilyn_Schlitz.htm]博士、そして[[ディーン・ラディン|ディーン・ラディン(Dean Radin)]]博士らが参加している。

なお、この実験に参加するには彼女の著書「[The Intention Experiment|http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/0743276957]」(彼女のサイトと同じ題名)を購入しないといけない。(パスワードが毎回必要になる。そのパスワードはこの本の中から出題される)

実験内容については「[About The Experiments|http://theintentionexperiment.com/the_experiments.htm]」で見ることができる。将来的に実施することを目指しているのは、つぎのような実験だそうな。

+ミニガイア計画: 人工的に温度を上げた「ミニガイア」と呼ばれる封鎖空間に参加者の意志をある時刻に集中させ、その温度を下げることができるかどうか検証しようというもの。(どうやらこれは地球温暖化対策の研究らしい……)
+発芽実験: 人間の意志で大麦の発芽を早めて、健康的に育てることができるか?
+水の実験: 汚染された水のpHを変えることができるか? 
+人間の感覚の実験: 世界中の数千人の人が送った意志を、身体のいろいろな部分で感じることができるか? 
+犯罪率の実験: 大都市の犯罪率を意志の力で下げることができるか?
+病院における実験: 病院における死亡率を下げることができるか? 
+意志の不足に関する研究: 子供の集中力を高めることができるか?

すでに終了し解析がすんだ実験結果については「[The thoughts heard ‘round the world|http://theintentionexperiment.com/the_results.htm]」で見ることができるが、生データは一切公開されていない。

最初のパイロットテストは、ドイツのPoppの研究所に置かれた4つのターゲットに対して、ロンドンの15人の黙想家(別のページには16人と書いてある)がポジティブな意志を送った。4つのターゲットは、二種類の藻類、[ベンケイソウ|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6%E7%A7%91]、そして人間のボランティアであった。10分間隔で意志の送信のオンオフが切り替えられ、[バイオフォトン|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%83%B3]の検出が行われた。Poppらが検証した結果、バイオフォトンの発生にはかなりの異常があったとのこと。

最初の大規模実験は、2007年3月11日にロンドンで開催された会合で行われた。400人の参加者が意志を集中させることで、アリゾナ大学に置かれたゼラニウムの葉をバイオフォトンで「輝かせた」そうな。2007年3月24日にはインターネットを利用し、この実験の再現が行われる予定だったが、約一万人の人がアクセスしようとしたためサーバーがダウンしてしまった。

4月14日には2度目のウェブ実験がサヤインゲンの豆をターゲットとして行われ、今回も意志により「光らせる」ことを目的とした。7000人近くの人が参加し、強い「発光効果」が観測されたが、「輝いた」豆の数が少なかったので、統計的に有為な結果ではなかった。

!!!「フィールド 響きあう生命・意識・宇宙」の書評
この本に対する書評が[日本超心理学会|http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/]の[月例会(2005年6月26日(日曜))|http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/jspp/MM0506.htm]で読めるが、その結論は次のようなものらしい。
""全体として語りたいことに共感を抱かないことはないし、個々の真摯な研究は尊重すべきであるとも思う。しかし、ZPFという概念で結びつけようとした本書の試みは、それが物理的に一定の具体性をもつだけにかなり無理がある。さらに、物理学の門外漢を、あたかも物理学的な裏づけがあるかのように錯覚させる、かなり問題をはらむ著作である。

ここで、ZPFとは「[[ゼロ・ポイント・フィールド]]」のことである。

この本には超能力に否定的な情報は掲載されていない。例えば、宇宙飛行士エドガー・ミッチェルが行なった[[アポロ14号のテレパシー実験|E. ミッチェルによるアポロ14号の超能力実験]]は「3000分の1の確率で成功した」としか述べられていない。また、[ラッセル・ターグ|http://en.wikipedia.org/wiki/Russel_Targ]と[ハロルド・パソフ|http://en.wikipedia.org/wiki/Harold_E._Puthoff]の[[リモート・ビューイング|リモート・ビューイング(遠隔視)]]の研究は大きく取り上げられているが、彼らが[[ユリ・ゲラー|ユリ・ゲラー (Uri Geller)]]の研究も行っていたことはなぜか触れられていない。 

当然のことだが、[コートニー・ブラウン|http://en.wikipedia.org/wiki/Courtney_Brown_%28researcher%29]がリモート・ビューイングにより、火星人や[グレイ|http://en.wikipedia.org/wiki/Greys]型宇宙人に会ったという話は登場しないし、ブラウンがヘールボップ彗星に宇宙船がついて来たと主張したことが、UFOカルト「[ヘヴンズゲート|http://en.wikipedia.org/wiki/Heaven%27s_Gate_%28cult%29]」の集団自殺の一因になったという話も登場しない。[[ホメオパシー]]を科学的に証明したという[ジャック・ベンベニスト|http://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Benveniste]博士は「[イグノーベル賞|http://www.improb.com/ig/ig-pastwinners.html]」を史上初めて2回受賞したということも述べられていない。(「[[「水の記憶」事件]]」を参照) 

なお、超能力を研究するプリンストン変則工学研究所([PEAR|http://www.princeton.edu/~pear/])は、2007年に閉鎖が決定している。この研究所のおもな成果は、「人間の思考が機械におよぼす影響を調べたが、それは非常に小さく、1万回に2、3回程度である」というものだった。
なお、超能力を研究するプリンストン変則工学研究所([PEAR|http://www.princeton.edu/~pear/])は、2007年に閉鎖が決定している。この研究所のおもな成果は、「人間の思考が機械におよぼす影響を調べたが、それは非常に小さく、1万回に2、3回程度である」というものだった。(文献5と6)

----
'''参考文献'''
+「[フィールド 響きあう生命・意識・宇宙|http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4309906079]」 リン マクタガート (著)、野中 浩一 (翻訳) 、河出書房新社
+「[The Intention Experiment: Using Your Thoughts to Change the Life and the World|http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/0743276957]」 リン マクタガート (著)、Free Pr 
+英語版ウィキペディアの[Lynne McTaggartの項目|http://en.wikipedia.org/wiki/Lynne_McTaggart]
+「意思の実験」を呼びかけるリン マクタガートのサイト「[The Intention Experiment|http://theintentionexperiment.com/]」
+「The lab that asked the wrong questions」 Lucy Odling-Smee, Nature 446, 10-11 (1 March 2007).
+「[A Princeton Lab on ESP Plans to Close Its Doors|http://www.nytimes.com/2007/02/10/science/10princeton.html?ex=1328763600&en=2f8f7bdba3ac59f1&ei=5090&partner=rssuserland&emc=rss]」 By BENEDICT CAREY, Published: February 10, 2007, The New York Times.