ガブリエル・クロフツ(Gabrielle Crofts)
2001年に三重県尾鷲市で母子行方不明事件が起こった。(母子の乗っていた車だけが崖下に転落しているのが発見された) この事件について、2003年12月1日、8日、22日放送の『テレビのチカラ』(テレビ朝日)で、2人の超能力者、ハンナ・ポドウィッチとガブリエル・クロフツは、母子はもう殺害されているとして死体遺棄現場の透視を行った。そして2004年6月28日放送の番組では、「母と子の遺体が発見されたのはまさに、ガブリエルとハンナが透視した場所だった」と放送された。しかし、「超能力番組を10倍楽しむ本」(文献2、p.128-134)によると、クロフツとポドウィッチの透視エリアは、実際に放送された透視の内容よりも約2kmも南にずらされており、強引に透視が当たっていたことにされていた。山本弘氏によると、このことが判明したのはソーシャル・ネットワーキング・サイトmixi内の「超能力捜査」コミュニティにおける議論がきっかけだった。(文献3)
参考文献とリンク
- 「PsychicReader.com.au」 公式サイトなのかな?こちらによるとクロフツは「Tara」と名乗ることもあるらしい。このサイト内の「Services」を見てみると、クロフツに相談するさいの料金がわかる。電話によるリーディングがAUS$60.00、e-mailによる質問は5つでAUS$75.00、10個だとAUS$100.00、手紙はAUS$60.00だそうな。
- 「超能力番組を10倍楽しむ本」 山本弘、楽工社 (2007/03)
- mixiの「超能力捜査」コミュニティの「ガブリエル・クロフツ」のトピック(*注:このリンク先はmixiに参加していないと見れません)