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エア訴訟?
「御用学者発言撤回訴訟」なるものを起こすために、「Christopher Busby Foundation for Children of Fukushima」(CBFCF)なる団体が、連名で訴訟を行う方々を募っているらしい。(2012年10月に確認したところ、このサイトはすべてリンク切れになっている)
- 「御用学者発言撤回訴訟」 Christopher Busby Foundation for Chidren of Fukushima
今回、神奈川県より、ストロンチウムが検出された問題で、当会は、以下の方々に対し、『発言撤回及び公式謝罪要求訴訟』を行う事に致しました。
これは、以下の方々が、テレビや新聞・インターネットなどを通じて、公の場で、無責任な発言した為に、多くの方々が、避難できなかった事実を踏まえ、これらの発言の撤回及び公式謝罪要求の訴訟を行う事を決定いたしました。
ご存じのように、彼らが、3月11日以後、
『メルトダウンはしない。』
『避難する必要性はない。』
『ストロンチウムは飛散しない。』
などの虚偽の発言をした為に、今後、多くの子供達が白血病や骨髄肉腫などを発病する可能性があります。
しかし、彼らは、反省をするどころか、更に、
『米の暫定基準値は500ベクレル。』
『水道水の暫定基準は300ベクレル。』
などと、彼らの虚偽の発言は衰える様子はありません。
事実、まだ、多くの日本人が、これらの虚偽の発言を信じ、子供達を避難させずにおります。
これらは、将来的に、子供達を発病させたり、もしくは死に至らしめます。
彼らは、その事実を十分に知りながら、これらの発言を行っており、これは、殺人・傷害の未必の故意に総統すると当会は考えております。
そのため、これらのかれらの発言が間違いであったという事を、法廷の場において認めさせ、発言撤回をさせると同時に、謝罪をさえる為の訴訟を行います。
同時に、これらの虚偽の発言を行った教授達を在席させている大学にも責任があると当会は考え、これらの大学も同時に訴訟をすることに致しました。
当会は、これらの訴訟の賛同者を募集致します。
募金や基金は必要ありません。
もし、子供達の将来を心配してくださる方がいらっしゃるのであれば、一人でも、多くの方に賛同していただき、連名にて訴訟を行っていただけますよう、心から、お願い致します。
普通であれば、これらの虚偽の発言に気がつき、発言撤回などの世論の代弁者はマスメデイアでありました。
しかし、近頃のマスメデイアは、記者クラブというシステムの中で、自由な動きが取れなくなっている状態であり、当会が、裁判所という公の場をお借りして、これらの発言の撤回を求めることにいたしました。
【プルトニウムやストロンチウムは重いので遠くへ飛ばない。】との発言を行った方々。
中島健(京都大学原子炉実験所教授)、
野尻美保子 (高エネルギー加速器研究機構(KEK))
片瀬久美子(エア御用)
加地辰美(防衛医科大学病院放射線部技師長)
中川恵一(東京大学病院放射線治療チーム)
石川迪夫(日本原子力技術協会最高顧問)
CBFCFは、連名にて訴訟を行う方々を募っております。
同時に、他にも訴訟希望の御用学者がいましたら、ご連絡をお願い致します。
子供達の為に、嘘は許すことはできません。
皆さんで戦いましょう。
『片瀬久美子(エア御用)』などと書かれているが、「エア御用」は肩書ではないだろう。いったいどこまで本気なのだろうか?これで訴訟を起こさなければ、これぞまさに「エア訴訟」だ。なお、本気で訴訟を起こすつもりもなく、不合理な理由で訴訟を起こすぞと仄めかして脅すと、「訴訟恫喝」になりかねないので注意が必要だ。
- Archives
- 「イタリアのサイトにRyanさん情報が」 2011/10/31
- 「バズビーさん本人の回答」 2011/10/23
バズビー氏はやはり無責任な極楽とんぼのようだ。御用学者訴訟をして彼らを黙らせられたら市民にとってもいいことだ、例えRyan氏が負けてもね、とのこと。こんなバズビー氏をRyan氏は信頼するのか。Ryan氏が社会的に傷ついても自分は構わないし、市民のためになるというドライさを感じる。
- 「バズビー基金へ、二度目のメッセージ」 2011/10/22
- 「パフォーマンス:「御用学者発言撤回訴訟」」 2011/10/20
- FEDisのニコニコ日記(テーマ:バズビー基金問題)
- 「バズビー基金のあれやこれ」 2011-10-23 23:59:38
- 「バズビー基金に対する疑念が確信に変わる・・・」 2011-10-23 03:00:00
- 「バズビー基金の暴走を止めよう!」 2011-10-20 23:27:05
- 「もしや、バズビー氏はお飾りか?」 2011-09-22 00:48:28
入れ替え
2012年1月上旬、上記のCBFCFのページ「御用学者発言撤回訴訟」は書き換えられ、「片瀬久美子(エア御用)」が削除され、代わりに「菊池誠」(肩書きなし)が加えられた。
天羽優子氏(男性)を告訴?
- 「CBFCF(≠バズビーさん)、天羽優子さん(男性)を刑事告訴・民事訴訟すると声明する」 Togetter, 2012/1/9
上記のTogetterで語られているCBFCFのNewsはすでに書き換えられている(2012/1/13)ので、ウェブ魚拓でしか見ることができないが、これを見てみると、勘違いだらけなので、すぐ消した理由がよくわかる。
左の写真は、山形大学の天羽優子という男性の写真です。
(多分、男性だと思いますが、日本の名まえは、このタイプの名前でも男性・女性の場合があります。しかし、写真をみると、男性のようです。)
いや、天羽優子氏は女性である。(実際に編者(ながぴい)は何度も会ったことがある) どう勘違いすればそうなるのだろう?
この天羽優子は、http://ameblo.jp/fedis/というブログ内で、当会の理事及び理事の会社に対し、其の殆どの内容が作り話であり、その内容が、あまりにも法に触れている内容のため、告発することにしました。
該当するブログ「FEDisのニコニコ日記」は、その名のとおり、FEDis氏のブログであるが、FEDis氏が天羽優子氏と同一人物とはいったいなにを根拠に言っているのだろう?
天羽氏がバズビーサプリに毒が混ざってると言った?
さらに、以下のようなことが書かれたサイトもある。
4U−DETOXが委託販売を受けている、クリストファー・バズビー博士のカルシウムサプリメントについて、山形大学の准教授である天羽優子が、毒物が混入しているという、全くのデマを流布している問題について、バズビー博士並びに弁護士・USA警察と相談いたしました。その結果、バズビー博士から、毒物ではないことの証拠をいただきました。
また、この天羽優子が、どのような目的により、毒物などではない製品を毒物と言い張るのか?
アメリカでは、最も有名なサプリメント製造会社である製造元も首を傾げております。
このような事情より、4U−DETOXは、USAの弁護士と相談した結果、犯罪と断定し、天羽優子に対し、名誉棄損・業務妨害・不正アクセス行為の禁止等に関する法律による刑事告発、また、民事訴訟による損害賠償請求をおこないます。
当方が確認した限りでは、「クリストファー・バズビー博士のカルシウムサプリメントについて、山形大学の准教授である天羽優子が、毒物が混入しているという、全くのデマを流布している」という事実はない。これはおそらく以下のFEDis氏のブログのエントリをもとにした勘違いであろう。
- 「バズビーサプリを調べてみよう(思いがけないオマケ付きw)」 FEDisのニコニコ日記, 2011-11-12 02:33:00
ここまでは、まぁ日本の法律では問題がないようです。
しかし、次のセレン酸ナトリウムですが・・・
これは 毒物及び劇物取締法 で規定されている毒物に該当します。
2012/1/14に確認したところ、上記の「4u-detox.com」のサイトの文章が以下のように書き換えられ、天羽氏の名前は消えていた。
4U−DETOXが委託販売を受けている、クリストファー・バズビー博士のカルシウムサプリメントについて、多くの人物が、共謀共同して、http://ameblo.jp/fedis/day-20111112.htmlが、毒物が混入しているという、全くのデマを流布している問題について、バズビー博士並びに弁護士・USA警察と相談いたしました。その結果、バズビー博士から、毒物ではないことの証拠をいただきました。
また、このブログのグループが、どのような目的により、毒物などではない製品を毒物と言い張るのか?
アメリカでは、最も有名なサプリメント製造会社である製造元も首を傾げております。
このような事情より、4U−DETOXは、USAの弁護士と相談した結果、犯罪と断定し、これら数名のものに対し、名誉棄損・業務妨害・不正アクセス行為の禁止等に関する法律による刑事告発、また、民事訴訟による損害賠償請求をおこないます。
なお、セレン酸ナトリウムについては、以下のブログでも取り上げられている。
- 「欧州放射能リスク委員会のクリストファー・バズビー博士のサプリについて」 拗ね者のコメント帳, 2012/01/10 19:43
このサプリの成分のセレン酸ナトリウムは劇毒物で、ペットフードに含まれていた事で、以前はセレン酸ナトリウムを含むペットフードは輸入停止処分にされていました。その後、劇毒物取締法の改正でペットフードにおける含有率は0.00012%以下なら問題が無いとされました。上記のサプリメントの場合、2200mgを凡その総重量とすると50μg=0.05mgは、0.000022%ですので、このサプリそのものは劇毒物の適用除外となります。
- 「相変わらず国民の健康に関心の薄い厚労省の件」 鴻鵠いずくんぞ燕雀の志を知らんや, 2012/01/11 12:38
- 「せっかく名指ししていただいたので」 Archives, 2012/01/14
書き換え
2012/1/13の時点で、CBFCFのトップのNewsは書き換えられており、「CBFCFは、刑事告発・損害賠償請求を致します。」(ウェブ魚拓)では、以下のようになっている。
当会に対する嫌がらせをしている情報をいただきましたら、貴重な情報である場合は、10万円の謝礼を差し上げます。
CBFCFは、当会の理事3名に対し、執拗に嫌がらせ行為・及びストーカー行為をおこなっていた山形大学(学長 結城 章夫)の天羽優子並びに片瀬久美子並びに堀田昌宏・高エネルギー加速器研究機構(機構長 鈴木 厚人)の野尻美穂子・大坂大学サイバーメディアセンター(センター長中野 博隆)の菊池誠に対し刑事告訴と損害賠償請求(1億6千万円)の民事訴訟をすることに致しました。
この5名は、自信のブログやツイッター内で、当会の理事及び理事の会社に対し全くのデタラメを公言し威力業務妨害・誣告罪・名誉棄損・損害賠償請求をおこなう事に致しましたので、ご報告させていただきます。驚くことに、この者達のすべてが、政府関係施設で働いています。
当然なことながら学長や理事長やセンター著などは、大変、良識的な方々であります。
しかるに、これら非常識なものを断罪しないのであれば、それは、いかがなものか?と首をかしげたくなります。
そこで、当会は、最初、これらの学長やセンター長などに対し、配達証明付き内容証明を送ることにたしました。
バズビーはCBFCFを切り捨てたようだ
- 「クリス・バズビー博士によるCBFCF(福島の子どもたちのためのクリストファー・バズビー・ファンデーション)およびジェームス・ライアン氏との関係絶縁声明について」 ふくしま集団疎開裁判、2012年1月12日
2012年1月9日
関係者各位
福島の子どもたちのためのクリストファー・バズビー・ファンデーション(CBFCF)および、ジェームス・ライアン氏について
これは、12月12日CBFCFの代表責任者であり創始者のジェームス・ライアン氏に私が手紙を書き、現在存在する限りの、私が持っている彼のCBFCFとの関係をすべて正式に断ったことを確認するものです。これは、この組織が当初の約束通りに設立されることなく、また私とライアン氏とで同意したかたちで仕事を行ったことがまったくなかったからです。私は確認しますが、私がCBFCFのウェブサイトに書いてあるいかなる情報も詳細も認知したことはまったくなく、CBFCFからお金をもらったことはまったくありません。私のアドバイスは、福島からの放射線核種によって被曝している北日本の放射線汚染地域の人々にカルシウムとマグネシウムのサプリを飲むとよいでしょう、というものに過ぎず、ライアン氏によって販売されているものとはまったく関係ありません。このアドバイスを私は続けていくつもりです。
クリス・バズビー
これに対するCBFCFの反論は「昨日、福島集団疎開訴訟の寄付金と森田玄の妻で(きくちゆみ)という方の情報をいただきました。」や「バズビー氏について」で見ることができるが、ここで森田玄やきくちゆみといった911陰謀論と関連のある名前を見るとは意外だった。
さらに書き換え
上述の「CBFCFは、刑事告発・損害賠償請求を致します。」は、「サイトマップ」内にある「ブログ」(1月16日付)に移され、以下のように書き換えられ、天羽氏の名前が消えている。
CBFCFは、当会の理事3名に対し執拗に嫌がらせ行為・及びストーカー行為をおこなっていた匿名の片瀬久美子並びに高エネルギー加速器研究機構(機構長 鈴木 厚人)の野尻美穂子・大坂大学サイバーメディアセンター(センター長中野 博隆)の菊池誠に対し刑事告訴と損害賠償請求の民事訴訟をすることに致しました。
これについては以下のエントリも参照。
- Archives
- 「電話があったので」 2012/01/16
- 「私を外したところでもう遅いです」 2012/01/17
- 「バズビー基金は「訴える詐欺」をしているんですか(笑)」 2012/01/30
バズビー基金のページに、御用学者発言撤回訴訟の記事が出たのが、昨年の10月20日頃。
で、まだ、どなたも訴状を受け取っていません。
私が、刑事告発と民事訴訟の対象者に加えられたのが今年の1月8日頃。
こちらもまだ訴状が来ません。学長に内容証明とか書いてましたけど(4u-detox.comの方だったかな)、未だに来ません。書いて送るの、訴状よりずっと簡単なはずなのに。
そのうえ、ライアン夫人は訴えるのを止めさせたいと、私への電話で言ってました。なお、私は、さっさと訴えろとはっきり電話でライアン夫人に申し上げました。
このままだと、バズビー基金のいう「訴える」というのは大嘘だと判断せざるを得ません。
そうでないなら早く訴状を寄越してください。待ちくたびれてますよ私は。
バズビーサプリ
- 「Post-Fukushima 'anti-radiation' pills condemned by scientists」 George Monbiot and Justin McCurry in Tokyo, guardian.co.uk, Monday 21 November 2011 16.59 GMT
- 「Chris Busby and the Expensive Anti-Radiation Vitamins for Fukushima」 Forbes, 11/22/2011 @ 10:45午前
- 「バズビー博士の主張について」 buveryの日記, 2011-11-23
- 「ガーディアン紙が掲載した、放射線に効くと宣伝されるサプリに関する批判記事の紹介」 warblerの日記, 2011-11-22
- 「英:ガーディアン紙による「バズビー氏とバズビーサプリ」に関する報道」 Togetter, 2011/11/23
トンデル論文関連
- 「ECRRの福島リスク計算は妄想の産物」 buveryの日記、2011-05-20
「buveryの日記」2011-05-20のエントリについては以下のリンクも参照。
- 「トンデル論文に関する牧野淳一郎教授の意見」 Togetter, 2012/1/1
- 「トンデル論文和訳5」 docs.google.com
その他
- ルイ・パストゥール医学研究センター
- 「パストゥール通信 2012年新春号」(pdf)
- 「バスビー論文に関するコメント」(pdf) 宇野賀津子(ルイ・パストゥール医学研究センター 基礎研究部)
- 「トンデル論文の検証 」(pdf) 宇野賀津子、安田ゐう子(ルイ・パストゥール医学研究センター 基礎研究部)
- 「チェルノブイリ原発事故後のスウェーデンにおける悪性腫瘍発症の増加―促進効果?(トンデル、リンドグレン他論文の全訳)」(pdf)
- Togetter
- 「サーミ人の癌の不思議」 2012/4/24
- 「トンデル先生の本音」 2012/4/24
その他
- 「Christopher Busby」 From Wikipedia, the free encyclopedia
- 「busbylab.comなるサイトからたどってみたら、「パーキンソン病と幹細胞」(?)に行き着いた。」 tnfuk, 2011年09月20日
- 忘却からの帰還
- 「回避行動をとるバズビーと、RGI-RY防衛を優先するバズビー基金」 2012年01月23日
- 「「金に無頓着な学者」」 2011年11月25日
- 「ウェールズ人も似たようなものだという気がしてくる」 2011年11月23日
- 「The GuardianがRyan基金とDr.Busbyを取り上げた」 2011年11月22日
- 「バズビーと"学術誌"」 2011年09月24日
- 「バズビーと利益相反」 2011年09月22日
- 「バズビーと有料素材画像」 2011年09月21日
- 「ドメインbusbylab.com」 2011年09月19日
- 「使用済燃料プールが吹っ飛んで跡形もないと思うものだけがバズビーを拡散させなさい」 Togetter, 2011/9/3
- buveryの日記
- 「イギリスの内部被曝調査委員会がクリス=バズビーをどう批判したのか」 2011-07-19