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ケムトレイル

  • 墜落事故より怖い航空機の排気ガス」 Mason Inman for National Geographic News, October 12, 2010 (ケムトレイルではないが、『全世界で毎年8000人前後が、約1万メートルの巡航高度で航空機から排出される汚染物質によって命を落としている』という試算についての報告)

ケムトレイルを撒く飛行機の内部を撮影したというコラ

上記のような「ケムトレイルを撒く飛行機の内部を撮影した」という写真がインターネット上に出回っていた。しかし、以下のようにこの写真は一部コラであることが判明している。

この写真は試験飛行機内部の映像であり、乗客の代わりに水を入れたバラストタンクが積んであり、重さを調整している。

モルジェロンズ病

ビデオで広まるなんかみたいな話ですが、あのジョニ・ミッチェルが今月倒れて意識不明で病院に運ばれ、モルゲロンズ病が再びスポットライトを浴びていますよ。

 

モルゲロンズ病は、痒みに襲われ、かくと病斑からナノファイバーみたいな色とりどりの繊維が出てくるという謎の奇病。

 

それが原因で倒れたかどうかはわからないのですが、ミッチェルは前からこの「ゆっくりと前触れもなく身体を蝕む病」に悩まされていました。

このモルゲロンズ病、医学界では単なる「ネットのミーム」と片づけられています。集団妄想の専門家Robert E. Bartholomewが2006年LAタイムズに語ったように、「オンラインで人から人に感染する」集団妄想というわけですね。

 

2008年にワシントンタイムズが特集したモルゲロンズ病の識者座談会でも、テキサス大学皮膚科学教授Jeffrey Meffert博士は、伝播を加速したのはネットとデジタル社会であり、この病気は「高速インターネットがあるところにだけ存在する」病だと言い切ってます。ウイルスではなく、単に誤信がバイラル感染で広まってるだけだと。

 

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2012年にまとめた調査報告でも「心身症」という結論。CDC広報に話を伺ってみたら、この論文発表以降モルゲロン病の追跡調査は行っていない、とのことでした。

 

モルゲロンズ病を訴える人はみな寄生虫妄想(DOP: delusions of parasitosis)や体内侵入妄想であり、病気は患者本人の頭の中にしかないーーこれが米政府の公式見解なのです。

  • Clinical, Epidemiologic, Histopathologic and Molecular Features of an Unexplained Dermopathy」 Michele L. Pearson, Joseph V. Selby, Kenneth A. Katz, Virginia Cantrell, Christopher R. Braden, Monica E. Parise, Christopher D. Paddock, Michael R. Lewin-Smith, Victor F. Kalasinsky, Felicia C. Goldstein, Allen W. Hightower, Arthur Papier, Brian Lewis, Sarita Motipara, Mark L. Eberhard , for the Unexplained Dermopathy Study Team, PLOS ONE, Published: January 25, 2012DOI: 10.1371/journal.pone.0029908
  • Morgellons」 From Wikipedia, the free encyclopedia