ブリザリアン(不食の人)
驚くべきことに、人間はなにも食べずに生きていけると考える人は、けっこういるようで、日本にもいる!
食糧なしでは人は生きられない。この事実は否定しようがない。ブリザリアン(Inedia)や不食を実践する人もそれで生きていられるのなら、きっと誰も見ていないところでなにかをこっそり食べているのだろう。
これは数あるトンデモ論の中でもとびきり馬鹿げたものであり、常識的に考えたら、小学生でもそうそう引っかかりそうにない。ところが不食を実践することによる死亡事例も複数あり、一概に笑えはしない。
ジャスムヒーン(Ellen Greve)
このカルトのグルのひとりでありスプレッダー。しかし、日本語ウィキペディアの項目にはネガティブなことが一切書かれていない。(2015年7月現在) 英語ウィキ項目「Jasmuheen」とはだいぶ内容が違うので、注意。
- 「光を食べるカルト集団、教祖はオーストラリア人女性」 2005年11月21日, オーストラリア生活情報ウェブサイト JAMS.TV
[パリ/フランス-20日]フランス政府関係者は、オーストラリア人女性創設の組織に対し、3名の死亡に関与する危険なカルト集団として強く危惧していることをル・パリジャン紙に語った。
[パリ/フランス-20日]フランス政府関係者は、オーストラリア人女性創設の組織に対し、3名の死亡に関与する危険なカルト集団として強く危惧していることをル・パリジャン紙に語った。
フランス政府の無党派団体Miviludes代表のジャン・ミッチェル・ローレット氏によると、エレン・グレーブというオーストラリア人女性が唱道する長期の断食は常軌を逸しており、彼女が率いるグループは人々を洗脳しているという。
[パリ/フランス-20日]フランス政府関係者は、オーストラリア人女性創設の組織に対し、3名の死亡に関与する危険なカルト集団として強く危惧していることをル・パリジャン紙に語った。
グレーブ女史(彼女はジャスムヒーンと名乗っている)が行うセミナーは厳重な監視下に置かれているが、出席者は全員成人であり、事故などが起こらない限り、警察は手が出せない。グレープ女史は"ブレスアリアニズム"という教えに従えば人間は食料や水なしで生きられると説き、彼女自身、1993年以来空気と光だけで生きていると公言している。
[パリ/フランス-20日]フランス政府関係者は、オーストラリア人女性創設の組織に対し、3名の死亡に関与する危険なカルト集団として強く危惧していることをル・パリジャン紙に語った。
しかし、これまでに、彼女の教えに従った3名が死亡。オーストラリアではこの団体のメンバー2人が女性の死亡事故で有罪となっており、1997年にドイツの幼稚園教諭、1999年にはスコットランドで別の弟子が死亡している。
エレン・グレーブ(Ellen Greve)とは、ジャスムヒーンのこと。
犠牲者
「ブリザリアン」的な不食とジャスムヒーンの著書に関連して、2015年現在までに4人が死亡しているとのこと。そのうち、3人の犠牲者に関しては以下の記事を参照。
- 「Three deaths linked to 'living on air' cult」 Sunday Times (London), September 26, 1999, By Tom Walker and Judith O'Reilly, Cult Education Institute
- Verity Linn(49歳、1999年9月):サザーランドの荒野で半裸の状態で、低体温症と脱水症のため死んでいるところを釣り人によって発見された。彼女の持ち物の中にジャスムヒーンの本があり、日記には9月4日から飲食をやめたことが書かれてあり、その後16日に死体で発見された。
- Lani Morris(53歳、1999年8月):メルボルン在住。「プラーナの光」によって生きることを決意した7日後、言葉を喪失し、右手の自由も失う。その3日後に倒れ、二度と回復することはなかった。
- Timo Degen(31歳、1997年3月):ミュンヘン在住。ジャスムヒーンのインターネットサイトを見た後に不食を決意、12日目に視覚異常を訴え、その1週後に昏睡状態となる。4週間にわたる点滴静注のあとに回復したが、転倒したことによる頭部の外傷により死亡した。
Verity Linnに関しては、以下の記事も参照。
- 「UK: Scotland: Woman 'starved herself to death'」 Tuesday, September 21, 1999 Published at 16:47 GMT 17:47 UK, BBC News
Lani (Marsha Rosalind) Morrisに関しては、以下の記事のように、逮捕者も出ている。
- 「Prison for air cult disciples」 Courier-Mail, November 27, 1999、By Judy Sands
Morrisに不食の助言をしていたJim Vadim Pesnakとその妻Eugeniaは、Morrisが然るべき診療を受けることを遅延したとして、殺人罪でそれぞれ、懲役6年と2年の判決を受けている。
この記事では、上記のSunday Timesのものと比べて、Morrisの不食時の状態について、かなり詳しく書かれてある。その不食のやり方は、最初の六日間は飲食せずにすごし、つぎの14日間は限られた量のオレンジジュースだけを飲んで過ごすというものだった。しかし、最初の週のあと、Morrisはしゃべれなくなり、転倒により負傷した。(suffered a fall)Jim Pesnakによると、つぎの三日間で、Morrisはベッドの中で失禁するようになり、右半身の自由を失ったように見えた。さらに彼女は嘔吐するようになり、その口からは粘着性の黒い小片が出てくるようになる。Pesnakが警察に伝えたことによると、11日目に彼女が呼吸困難に陥り、口の中が黒いものでいっぱいになった。PesnakはMorrisの喉にチューブを突っ込み、人工呼吸を試みる。彼はその日の午後に救急車を呼び、Morrisは病院の集中治療室に搬送される。彼女は、重篤な脳卒中、厳しい脱水、腎不全と肺炎にかかっていると診断され、七日後に死亡した。
4人目に関しては以下の記事を参照。
- 「Swiss woman starves to death on daylight diet」 APRIL 26, 2012 4:46PM, Herald Sun
- スイス在住の女性(50代前半、2012年冬):"In the beginning there was light"というタイトルのドキュメンタリー映画を見た後、不食を決意。この映画には、2001年から何も食べていないと主張するスイス人化学者Michael Werner(62歳)と、70年間飲食していないと主張するインド人修行者Prahlad Jani(83歳)が登場する。ジャスムヒーンの本を参考に、1週間何も食べず、2、3週間目には水も飲まなかった。心配する子供たちに、危険になったら不食をやめると言っていたが、子供たちによって死亡しているところを発見された。
- 「不食を実践し、太陽光のみで生きようとしたスイス人女性が餓死」 2012年5月1日12:40 by 深海, BUZZAP!
亡くなったのはスイス人のアンナ・ガットさん。50代初頭に「In the Beginning There was Light」という、ドキュメンタリー映画を見て太陽光のみで生きるという考え方を知りました。その映画では62歳の人智学者ミッシェル・ワーナー氏と83歳のインド人ヨガ行者プララッド・ジャニ氏を主に紹介。彼らはブレスアリアニズム(人間には食物や水は必要ではなく、プラーナや日光のみで生きられる)という考え方からスピリチュアルな実践を重ね、食物の代わりに太陽光から栄養を得て生きていると主張していました。
また、アンナさんはオーストラリア人の女性、エレン・グレーブ氏の出版したブレスアリアニズムの書籍を読んでおり、その本に書かれているとおりに実践を開始。最初の一週間は食べ物も飲み物も完全に絶ち、唾さえも吐き出していたとのこと。そして次の二週間は飲み物は摂取しましたが固形の食べ物は一切口にしませんでした。
この時点で彼女が目に見えて衰弱したため、アンナさんの子供たちが心配して止めようとしましたが、アンナさんは体調が著しく悪化したら実践を中止すると約束。ですが、2011年の冬のある日、彼女は電話に出なくなり、駆けつけたところ既に死亡。検死の結果は明らかに餓死だったといいます。
バザップ!のネタ元は下記の記事。第4の犠牲者の名は、アンナ・ガット(Anna Gut)。
- 「Swiss Woman Tries to Survive on Light Alone, Starves to Death」 By Sumitra on April 30th, 2012, Odditycentral
不食に失敗
ジャスムヒーン自身は、テレビの公開実験で不食に失敗しているという話もある。
- 「Fresh-air dietician fails TV show's challenge」 Yahoo News, October 25, 1999, Cult Help and Information
オーストラリアのテレビ番組「60 Minutes」が、1週間空気だけで健康に生きることができるか、ジャスムヒーンに実証実験を申し込んだ。
ジャスムヒーンはこの実験に合意し、当初はブリスベンのホテルの一室に閉じ込められた。しかし、わずか48時間後には、ストレス、高血圧、脱水の症状が現れる。ジャスムヒーンは、これを汚染された空気のせいだと主張し、「60 Minutes」は3日目に実験地を都市から15マイル離れた山腹に移すこととなる。
しかし、その後、ジャスムヒーンのしゃべる速度は遅くなり、瞳孔は拡張し、6キロ近くの体重を失う。4日後には、およそ10%の脱水状態に陥り、脈拍数が開始時の2倍になる。このまま実験を続けると腎不全に陥る可能性があったため、医師の判断で実験は中止された。
YouTubeを検索すると以下の動画が見つかった。
- 「Breatharian FAIL. (Jasmuheen)」 Natasha Koldin、2010/03/27 にアップロード
医者にこれ以上続けるのは危険だと言われているのに、それでも飲食なしで生きらると言い張る痩せ細ったジャスムヒーンを見ることができる。
イグノーベル文学賞
2000年にはイグノーベル文学賞を受賞していたりなんかする。授賞理由は、「食料を食べる人がいるが、本当は食べる必要なんかない」と、自著「Living on Light」で主張したことを讃えて。
- 「The 2000 Ig Nobel Prize Winners」 Improbable Research
LITERATURE: Jasmuheen (formerly known as Ellen Greve) of Australia, first lady of Breatharianism, for her book "Living on Light," which explains that although some people do eat food, they don't ever really need to.
その他
- 「I'LL BET SHE EATS」 Randi, James (2005-07-01). "Online Newsletter". SWIFT. James Randi Educational Foundation. Archived from the original on 2012-07-20. Retrieved 2013-03-07.
国内
秋山佳胤
- 「不食の人・秋山佳胤弁護士」 Last updated 2013.07.01 17:36:47, Spiritual Counselor Rai's blog
不食という言葉を聞いたことがありますか?
字の如く、食事をしない人のことです。
秋山さんは、ものを食べません。水も飲みません。完全な不食になって、4〜5年になるそうです。
しかも、弁護士としてバリバリ仕事もしていらっしゃいます!
本当にびっくりなんてすが、秋山さんは、生命エネルギー、「プラーナ」を採り入れて生命を維持しているのです。
以前雑誌で、オーストラリアのジャスムヒーンという方が、このようなプラーナで生きているのを見たことがありましたが、秋山さんは、そのジャスムヒーンさんのワークショップに参加されたのだそうです。
「第3回 日本ホメオパシー医学国際シンポジウム in 京都」(2011.3.13)の「実況報告 午後の様子」を見ると、秋山佳胤氏は「弁護士・ホメオパス」という肩書きで「前立腺ガンの宣告を受けたが体調が改善し仕事復帰できたケース」という講演を行っているようだ。
- Togetter
- 「6年間水も飲まず食事もせずプラーナ(気)によって生きる秋山弁護士」 2015/7/13
- 「不食についてのあれこれ」 2015/7/13
- 「不食の弁護士をNHKが取材したそうですが...」 2015/7/15
その秋山氏がEM映画の「蘇生」トークショーに登場!(6/13(土)10:30の回上映後)
- 「『蘇生』 不定期上映」 UPLINK (7月16日(木)と月21日(火)で両日とも上映時11:00〜12:40らしい)
秋山佳胤 プロフィール
1969年東京生まれ。東京工業大学理学部情報科学科卒業。ロータス法律特許事務所設立。「ロータスコーヒー」の名称で活動を始める。4年間の専門学校を卒業し、日本・英国にて自然療法の認定資格を取得し、健康相談を開始。アマゾン熱帯雨林の奥地でロータスコーヒーを淹れる。ロータスコーヒー商標登録。2012年医学博士(代替医療)取得。
医学博士(代替医療?)とのことだが、この学位に関しては以下のような指摘もある。
- タクラミックス @takuramix: Twitter
不食の人のプロフ
http://www.lotus-office.net/homoeopathy/sub1.html
医学博士の学位は写真掲示のみ
http://www.lotus-office.net/homoeopathy/121206doctor.JP*(注:jpegに直リンクしてあるので、ここにurl貼ると写真が表示されてしまうので、最後の一文字を伏字にしてある)
その学位は
「世界最大のニセ学位機関」のもの。
見慣れない外国の学位が掲示されていたら、Diploma millを疑って検索を掛けてみればすぐ分かる。
たったの10秒で確認可能。
金で学位を売っているところから「医学博士」という学位を買う人間の言うことなど、私は信じないし、そういう人間がいくら誠実そうに振る舞っても信用しない。
寧ろ、
非の打ち所が無いほど誠実そうに振舞う人間が、「医学博士」という人の命に関わる学位を学位詐欺の機関から購入しているとなれば、
その「誠実さ」は一流詐欺師特有の異常な演技力と診るべき。
近寄ってはならない危険人物と捉えるべき存在。
榎木孝明
- 「榎木孝明「不食」で緊急会見!「強いて言えば“榎木教”」「反響に驚いています」」 2015年6月17日 22時50分 スポーツ報知
今月18日まで30日間、水以外を摂取しない「不食」を続けている俳優の榎木孝明(59)が17日、都内の所属事務所で会見し、改めて体験談を語った。
この日、新聞で報じられ、マスコミ各社から問い合わせがあり、急きょ囲み取材に。「僕自身がこの反響に一番、驚いています」。この間の排便についても触れ、「食事中の方、すいません。この1か月間に計3回あり4、5日目に宿便と思われる黒い便が。20日目ごろに腸壁と呼ばれるものが出ました。よく腸が動き、オナラが出ます。お風呂でかいだら無臭でした」などと丁寧に説明した。
- 「「不食」って医学的にはどうなの? 30日間も食べないで本当に大丈夫?」 Mocosuku Woman 6月18日(木)14時6分配信
食べないことによって、具体的にどのような身体の変化が起こるのでしょうか? 身体がエネルギー不足と判断すると、いまある身体の組織を破壊してエネルギーを作り出します。脂肪だけでなく筋肉、骨、毛髪など、健康な身体に必要な組織まで減少してしまいます。また、断食をすることでエネルギー不足になり、必要以上に身体がエネルギーを溜めこもうとします。その結果、食事を再開したときにリバウンドが起きやすくなります。また、不食を続けた結果、神経性食欲不振症に陥入ることがあります。榎木さんは、「不食中に空腹感はなかった、苦痛もなかった」と述べていますが、これは摂食障害の症状かもしれません。また、体重が極端に減少すると女性の場合は生理が止まることもありますし、最悪のケースでは死に至ることもあります。
「摂食障害の症状かもしれません」というところが恐ろしい。もしかしたら、もともと食の細い人が変な風に悟っちゃうとこういうことになるのかもしれない…
- 「TBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー 不食の榎木孝明氏生出演」 2015/7/27, Togetter
- 「榎木孝明「UFOを地球に呼べる」謎の発言連発に“不食”の影響を懸念する声も」 2015年8月14日 17時0分 デイリーニュースオンライン
ダンディ俳優、突然の御乱心!? 13日に日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組『ダウンタウンDX』に出演した俳優の榎木孝明の発言が、物議を醸している。
そして、そんな榎木のスピリチュアルが爆発したのは、『全て実話! 真夏の夜の奇妙な体験話』というコーナー。このコーナーは番組中盤と終了間際の2編に分かれて行ったのだが、終了間際を担当した榎木が「私は第三者を宇宙人と交信させることが出来ます。私は第三者を410光年離れた、プレアデス星の人々と交信させることが出来ます。そして彼らの乗ったUFOを地球に呼ぶことも出来るんです」とぶち上げたのだ。この告白に、浜田と同じく番組MCを務めるダウンタウンの松本人志は、「はっきり仰られてますよ」と呆気に取られたような表情で言い放つなど、場内は騒然。
しかし、榎木はそんな雰囲気もどこ吹く風で、「これもさっきの97%の話と繋がるんですけど、そういう事をわかってくると、あの、誰でも……。死んだ方でも、宇宙の人たちでも交流させることが出来るんですよ」と、宇宙人だけではなく、死者とすらも交信できることを発表。
そんな榎木を出演者たちは質問攻めに。浜田が発した、実際にUFOを呼んだことがあるのかという問いに対し、なんと、第三者を介して渋谷の自宅の上に呼んだことがあると榎木は豪語し、さらには同じくゲストで出演した森口博子の「宇宙人って何色なんですか?」という問いには「もうそれは多種多様です」と答え、さらに「言語ってなんですか?」と森口が食い下がると「全部テレパシーですから関係ないです」と答えるなど、まさにギャラクシーな解答を連発した。
そんな榎木に対し、松本は「うさんくさい方でよろしいですか?」と真顔で聞き、ゲストであるお笑いコンビ・ピースの綾部も「ちょっとやっぱりしっかりご飯とか食べた方がいいんじゃないですか?」と、不食生活の影響でこうなってしまったのではないかと揶揄するようなコメントをするなど、出演者たちはそのあまりにも突飛でスケールの大きすぎる言動に困惑していたようだ。
国外
中国にブリザリアン上陸??
- 「【謎現象】香港で「太陽見るだけダイエット」が流行中!? 太陽エネルギー求め浜辺に集まる女性たち」 2015年9月8日 12時45分 ロケットニュース24
現在、海外メディアが “香港にて流行している” と報じる『太陽見るだけダイエット』。その名の通り、太陽をジーッと見るだけのダイエット方法である。なんでも、太陽を見つめ、太陽エネルギーを吸収することで、食べ物からカロリーを摂取しなくてもイイというのだ。
さて『太陽見るだけダイエット』を実践している女性は、「太陽を見ることで、丸1日何も食べなくても大丈夫」と語っている。なんでもあるヨーロッパ人によって考えだされたセラピーの一種で、ダイエット効果だけでなく、視力を良くし、睡眠の質も向上する力もあるという。
別の女性は、「セラピーを進めるうちに、食べる量を少なくしていきます。中には全く何も食べない人もいるんですよ」と述べているのだった。
「太陽を見ることで、丸1日何も食べなくても大丈夫」?ヨーロッパ人によって考えだされたセラピーの一種?どうもブリザリアンぽいのだが、真相はどうなんだろう?
Naveena Shine
- 「Fasting woman to end attempt to ‘live on light’」 Originally published June 17, 2013 at 2:43 PM, Page modified June 17, 2013 at 9:45 PM, By Erik Lacitis, Seattle Times staff reporter
こちらは断食47日目で体重の20%を失い、資金難になり、色々と批判されたので、断食をあきらめた女性(Naveena Shine)に関する記事。
リアル・バービー
- 「【EU発!Breaking News】リアルバービー嬢が「もう何も食べていない。光と空気だけで生きていく」と危険な発言。(ウクライナ)」 2014年03月03日 17:00 (TechinsightJapan編集部 Joy横手)
不気味なほどソックリ、“リアルバービー”としてアナスタシア・シュパギナさんと人気を二分してきたウクライナの歌手兼モデル、ヴァレリア・ルカノワさん(28)。このほど『International Business Times』とのインタビューに応じ、日々の暮らしぶりや、ウエストを50cm以下に保つために努力していることなどを語った。
彼女は瞑想やヨガに深く傾倒していた。驚くことに「食べ物を摂取しなくても生きられるよう自分自身を律しながら、ブレサリアン(呼吸食主義者)を目指すようになったの。数週間前から空腹すら感じないようになっているから、きっとファイナルステージに達したのね。これからは光と空気だけで生きていけるわ」と嬉々として話している。
ブレサリアンを目指す人々は、正しい呼吸法に基づき、食事からではなく光と空気中のプラーナというエネルギーを体に取り込むことで健康を維持しようと考える。ヴァレリアさんも「今の私は宇宙人と会話することもタイムトラベルをすることも可能だわ。私自身もきっと宇宙からやってきたのね」などと語っている。しかしこれを極めることで悲惨な最期を迎えた人も少なくない。家族はどうかヴァレリアさんの健康を親身になって心配してあげて欲しいものである。
言われてみると、リアル・バービーはなんとなく宇宙人ぽい感じもする。
Kirby de Lanerolle
- 「[5年間ほぼ何も食べていないと主張するスリランカ人男性 ― 風と光と"神の振動"から必要な栄養を得ている?」 2013/07/02 20:00, アンドリュー梅田, @entabejp
スリランカ人男性 Breatharian Kirby de Lanerolle さんは、食事をとらず、空気だけで生きる「ブリザリアン」となることを目指す人物。必要な栄養は、風と光、そして"神の振動"から得ていると主張している。
この人はNational Geographic Channel制作のドキュメンタリー番組に出演したことが自慢らしい。
ヒラ・ラタン・マネク
- 「太陽を食べる男 NASAが研究へ」 2003.06.30, x51.org
NASAに調べてもらったと主張する人物まで登場。でも、この人、レストランにいるところを撮影されちゃったという映像があったりなんかする。
- 「【ヒラ・ラタン・マネク氏】実は時々食べていた」 2013-02-05 17:54:56, はとの巣のブログ
- 「HRM caught」 argajl17, 2012/07/05 に公開, YouTube
また、NASAがそういう記録はない、と否定したという話もあったりする。
- 「We have no record of Manek: NASA」 By Ahmar Mustikhan, July 3, 2003, MidDay, web.archive.org
After a thorough check with all its scientific officers and regional offices throughout the US over two days, a NASA spokesperson has denied it had invited Hira Ratan Manek in any official capacity, or that it has anything to do with him.