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各地のEM菌

EM菌(有用微生物群)

海外については、海外のEM菌も参照。

青森

青森県(EM菌)を参照。

宮崎県

口蹄疫とEM菌

EM関係者の間では広く知れ渡っているように、EMは結界※をつくる性質があります。畑の4隅に、EMセラミックスやEM1号の活性液をペットボトルに入れてつり下げておくと、カラスはまったく来なくなり、ヒヨドリ等もほとんど侵入しなくなります。同時に、その内側にある作物がいつの間にか安定的に生育するようになります。もちろん、4隅だけでなく、畑を囲むように4〜5m間隔につり下げるとさらに効果的です。

私は、松窪さんに電話でえびの市の畜産農家のEM活用件数と各々の分布状況を確認した時点で、えびの市全域にEMによる結界ができていることを感知し、これで、えびの市は大丈夫であるという結論を出しました。

EMによる感染防止帯はニオイが広がる3〜4倍、かなり厳しく見ても500〜1000mに及びます。したがって、EMを使っている畜舎と畜舎の間が最大2000mくらいあっても、時間の経過とともに結界ができることになります。この結界は地域全体に好影響を与えますので、多聞に今度の口蹄疫騒動でえびの市は新しく生まれ変わり、市民全体が協力的になっていると思います。

※結界:聖なるものを守るためのバリア(防護帯)をつくることを意味する言葉で、宗教的には様々な方法が行われています。

結界」という言葉を多用していることからもわかるように、EMはオカルト的要素が強い。これらの主張は科学ではないので、決して口蹄疫対策にEMを使ってはいけない

ところが、そんなEMに山田正彦農林水産大臣から感謝状が送られたようだ。

山田正彦氏は現地対策本部長だったとき、以下のように「EM菌」について言及したことがある。

険しい目つきをしたSPに警護されて歩く姿に、その重責を思った。家畜伝染病の口蹄疫で視察や激励のため県庁を訪れた首相や大臣たちだ。

 

国の政策を最終決定する最重要人物だからこそ、配慮不足の言動や国民感覚とのずれが気になった。印象的な政治家のみなさん(肩書は当時)の話−−。

 

6月に来県した鳩山由紀夫首相。「政府としてできることはすべてやる」と東国原英夫知事と力強く約束した翌日、辞任表明してしまった。え?

 

菅直人首相は、殺処分した家畜の埋却地を国が買い上げる案に難色を示した当時の財務省トップ。首相就任後、関係市町長と非公開で会談し対応の遅れを突かれると、色をなして「過去は過去」と反論したという。

 

現地対策本部長の山田正彦副農相。取材中に埋却地の臭気対策を巡り「EM菌(有用微生物群)」を持ち出した時には戸惑った。

 

もともと微生物を活用した土壌改良材。河川浄化や飲料、せっけんなどにも使われているが、効果を疑問視する研究者もいる。「科学的根拠は?」と尋ねると「実際に効果があるか、大いにやってもらいたい」という。農家に聞いたが「知らない」と返された。

 

農相も務めた山田さんは口蹄疫を題材に小説を執筆中だという。在任中に得た情報を都合良く解釈した娯楽作品もいいが、虚構のない回顧録が読みたい。

 

後任の篠原孝副農相は、現場に寄り添う真摯(しんし)な姿に共感した。

 

そして赤松広隆農相。感染拡大を抑えるため5月、殺処分前提でワクチン接種を決めた際、甘い見通しとデータで農家の反発、行政の現場に混乱を招いた。

 

最後に、懸念された農家補償や県と市町村への十分な国からの財政措置が決まったのもまた、政治の力だ。民主党が掲げる「政治主導」。政治家のやる気と能力が問われる時代に、無関心ではいられない。【石田宗久】

 【斎藤靖史】昨年12月の衆院選で落選した山田正彦・元農林水産相が、選挙直前の昨年11月、医療法人「徳洲会」の徳田虎雄前理事長から300万円を無利子で借りていたことが、関係者への取材で分かった。山田氏の後援会は11月27日付で公開された政治資金収支報告書に記載していなかった。30日付で訂正し、借入金として追加記載した。

長崎県

(綾部委員)

水の問題ですが、八郎川は下水道の普及で前に比べると綺麗になった。八郎川は牡蠣や海藻が取れていたが今は取れない。茂木は、EM菌で何十年ぶりに貝が繁殖したので味噌汁にして食べたと聞いた。何故かと思い、漁協組合と地元自治会で見学に行った。八郎川も今年の夏にEM菌の散布を実施しようとしている。小学生が川について勉強しているので、これに結びつけて、教育の一環として環境づくりを計画している。行政も関わってもらいたい。

(西山係長)

八郎川水系の環境測定は毎年やっている。BODは満たしている。下水道の普及だけではなく、水系の最上流地区への浄化槽の設置推進の為に綺麗になっている。EM菌は科学的根拠が確認できないので、積極的には関われない。

(原田参事兼係長)

EM菌について補足します。平成16年か平成17年に高知市が取組状況の全国調査をした。かなりの数が取組んでいるが効果についてわからないと書かれている。感覚的に綺麗になったとの記載もあった。県の工業技術センターに相談したことがあるが、EM菌は自然界の菌を増殖して集めたものとのこと。長崎市としては取組めない状態。

(夛田委員)

市の考え方に同感。科学的な根拠がわからないので、EM菌により、そこに存在しない菌を培養する場合もあるので慎重に使用したほうが良い。

ところが、以下のような報道もある。

 長崎県立諫早高校理数科の生徒5人が池の水を浄化する方法を考案し、中国・四国・九州地区理数科高校課題研究発表会(8月に島根県で開催)で優秀賞を受賞した。校内にあるチョークやヘドロなどを使った浄化で、休日も返上し、仲間と約1年がかりで実験した労作だ。【下原知広】

 水の浄化の仕組みを調べ、汚れを集めて沈める凝集剤に着目した。指導する土橋敬一教諭(45)の勧めで、諫早市内で廃石こうボードをリサイクルして凝集剤を造る会社を取材。ボードにある硫酸カルシウムがチョークに含まれていることを知った。

 

 「チョークで凝集剤を作ろう」。5人の挑戦が始まった。

 ただ、汚れを集めて沈めるだけではヘドロを作るだけになる。ヘドロを使って穴の開いた焼き物(多孔質セラミック)を制作。細菌をすまわせ、継続的に浄化する方法に取り組んだ。

 

 使ったのはヘドロと使用済みカバーガラスを一定割合で混ぜ合わせて作った物だ。そこにEM菌(有用微生物群)を付着させた。水質浄化剤としても知られる木炭と比較したが、透明度など同等以上の効果を確認した。

「EM菌」という言葉が出てくるのはここだけ。

三重における報道

 「海の日」の十五日、環境浄化に役立つとされる有用微生物群(EM)を土と混ぜた団子を海に投げ入れる「第五回伊勢湾・熊野灘・三河湾浄化大作戦」が県内各地で開かれた。

 津の会場では、NPO法人「EM環境ネット」が主催し、津市なぎさまちの津エアポートライン周辺の海岸で開催した。

 近隣の自治会や、敬和小、東橋内中学校の子どもたちなど二百人が参加し、EMを混ぜた泥団子二万個を次々と海へ投げ込んだ。

 毎年、海の日に全国一斉に実施。県内では四日市市から熊野市までの六カ所で同様の取り組みがあった。

(高木梨恵)

 身近な川をきれいにしたい。誰もがそう思うが、そのための行為が流れ込む先の海を汚しているのではないか――。三重県四日市市で広がる「EM」を用いた河川の浄化運動に、一部の市民や研究者が待ったをかけている。

 四日市市では約10年前、ヘドロが堆積(たいせき)し悪臭を放つ水路で、EMによる浄化活動を始めた。市上下水道局は2002年度から毎年、市民団体に対し年間230万〜120万円で浄化を委託している。

 

 市環境部によると、浄化は、EM活性液のほか、液体に米ぬかやでんぷんを混ぜた団子を川に入れる方法。上下水道局、環境部ともに、一定の効果が出ていると認め、他の川にも広がっている。

 

 これに対し、四日市大学の松永勝彦教授(環境化学)が警鐘を鳴らす。同教授によると、EM団子にはリンが約2%、窒素が約7%それぞれ含まれる。ヘドロの分解効果はあるものの、EM団子の分解でリン・窒素濃度が高くなった水や未分解の団子が海に流れ込む恐れがあると言い、「リン、窒素は伊勢湾での赤潮発生の原因になる」と指摘する。

 

 昨年12月には、市内の別の川で、地元自治会がEM団子を入れ始めた。松永教授の考えを知る市民が、自治会役員や市幹部に再考を求めたが、今年に入ってからも投入は続いたという。

 

 EMの効果に疑問を投げかける研究結果は他にもある。福島県が07年度、EMの生物化学的酸素要求量(BOD)を測ったところ、排水の環境基準より極めて高い濃度だったという。同県の担当者は「市民運動として定着することに疑問があり調べたが、川を調べるまでもなくEM自体が汚濁原因だった」と話す。

 

 市上下水道局は「問題があるとの指摘については今後、調査をしたい」とする。一方、市環境部は「四日市港のリンや窒素濃度は悪化しておらず、伊勢湾での赤潮発生件数も横ばい。今のところ問題視はしない」との姿勢だ。

 

 松永教授は「海に悪影響があるリンや窒素が流れ込むことには変わらない。漁師との共存のために海を汚さないようにする意識が重要なのではないか」と疑問を投げかけ、「河川のヘドロを解消するには、有機物質の分解を促す酸素を水中に送り込むか、山の保水力を高めて水量を増やすなどの方法がある」と主張している。(中村尚徳)

 

     ◇

 

 〈EM〉 Effective Micro―organismsの略。有用微生物群と訳され、多数の微生物を培養した液体が市販されている。元々は農業用として開発されたが、水の浄化や生ゴミ処理などにも使われる。

平成13年3月の四日市市議会3月定例会の中で質疑に登場した、三重県によるEM実証試験の結果が平成15年3月に公開されています。

 

三重県では,平成13年(2001年)8月2日から翌14年(2002年)8月29日までの約1年間、英虞湾内の神明干潟と片田養殖場でEM投入試験を行いました。

EM投入量は、神明干潟でEM活性液が106トン、EMセラミックス106圈△修療蠧回数は各々2トン×53回、2圈53回にも及びます。

片田養殖漁場では、EM活性液が530トン、EMセラミックス240圈投入回数はEM活性液10トン×53回、EMセラミックス200圍渦鵝10圍寛鵑箸いΔ發里任后

実験にかかった費用は、平成13年度138万9,640円、平成14年度397万6,000円、合計で536万5,640円にも及ぶかなり本格的な実証試験でした。

  • 閉鎖性内湾漁場の環境改善対策調査」 清水康弘, 辻将治, 広瀬和久, 山形陽一, 佐藤邦彦, 高橋正昭, 三重県科学技術振興センター水産研究部事業報告, Vol.2002, Page74-76 (2003.10 ), JDream2

抄録:英虞湾内の干潟と真珠養殖漁場において平成14年度にEM(Effective Microorganism)が散布されたのでその影響を調査した。散布後の水質やプランクトンに特徴的な変化は無かった。底質は干潟,養殖漁場とも汚染指標物質の減少は認められなかった。アコヤガイの室内と現場飼育試験から,EMの投入による顕著な効果は認められなかった。底質についての室内実験では,EMの投入は水質,底質ともに顕著な効果は認められなかった。

広島県

 広島県は、海や川の浄化に自治体や環境団体が使っている有用微生物群(EM菌)の利用を推進しない方針を決めた。「室内実験で水質の浄化作用が全く認められなかった」というのが理由だが、普及団体などには反発も広がっている。

 

 県保健環境センター(広島市南区)が今年二月から実験。市内の海田湾(南区)や魚切ダム(佐伯区)、八幡川上流(広島県湯来町)の三カ所で採取した水をそれぞれガラス瓶に入れ、EM菌を混ぜて二カ月間、水質の変化を調べた。

 

 水はどれも、汚れを示す生物化学的酸素要求量(BOD)や化学的酸素要求量(COD)の数値が上昇。国の環境基準を上回ったまま、戻らないケースもあった。

 

 魚介類に悪影響を及ぼす窒素やリンの数値も上がり、赤潮を生むアオコの増殖も抑えられなかった。

 

 既に岡山県や福井県も同様の実験を行い、結果も同じという。

 

 こうした実験結果を受け、広島県は六月に「県としては、EM菌利用を推進しない」と決め、県内七カ所の地域事務所に通知した。

 

 ■「ヘドロ確かに減っている」 普及団体は反発

 

 EM菌による浄化運動は、福山市や瀬戸田町など県内の約二十市町が取り組んでいる。条例で利用をうたう安芸津町の公衆衛生推進協議会は「EM菌を投入した海底では、ヘドロが確かに減っている」と、地元の運動に水を差す県の実験に反発。

 

 EM菌の開発者、琉球大農学部(沖縄県)の比嘉照夫教授は「EM菌は、もともと自然界の微生物に影響を与え、効果を生み出す。室内実験では意味が無い」と反論している。

 

 《EM菌》比嘉教授が選んだ乳酸菌や酵母菌など80種混合の有用微生物群。生ごみのたい肥化や土壌改良、水質浄化に効果があるとされ、国内外で普及が進んでいる。

2‐6 環境技術部

(3)EM菌製剤を用いた水質浄化効果判定試験

目的 EM菌による水質浄化の取り組みが,県内でいくつか行われているが,EM菌の水質浄化効果については科学的に十分解明されていないため,その実証を行った。

方法 EM普及協会から入手したEM菌製剤をもとに,同協会の示す方法によりEM活性液及びEM団子を調整し,室内での実証試験を前年度から引き続き底質改善効果判定試験を行った。

結果 底質減量効果及び底質中の有機物,窒素,燐濃度の低下は認められなかった。これらの結果は,平成14年度の結果と合わせ環境対策室へ報告した。

沖縄

この文献を読むとわかるように、沖縄の為政者の中にはEMを画期的な「科学技術」であると捉え、沖縄の有望な産業として経済発展のために行政が後押ししたこともあったようである。しかし、科学的にその効果が実証されていない技術(しかもその主張の多くはデタラメ)に、行政が過度に肩入れするのは問題である。

1995年の県議会(第9回定例会、12月8日)で、大田昌秀知事はEMの調査研究について答弁し、EMを「沖縄発」と言われるようにしたいと述べたそうだ。

稲嶺恵一知事も沖縄タイムズ(2004年11月14日朝刊)において「EMを日々欠かさず飲んでおり、こうして元気で頑張れるのはそのおかげだ」と語ったそうな。

さらに、産業政策課でもEMは経済政策の有効な資源として認識され、1999年の「EMフェスタ」から県の講演絵意義を承認し、知事メッセージを提供したとのこと。

しかし、こうした県の後押しがあるにもかかわらず、沖縄でもEMの効果を実証できてはいないようだ。

沖縄県農業試験場『業務年報』(昭和60・61・62年度)「沖縄農業試験場におけるEMに関する試験研究の推移」(内部資料)によると、1985年から1987年にかけてEM関連企業の受託試験として研究を行い、その結果、EMの「効果は判然としない」と結論付けられ、この試験は終了した。

それにもかかわらず、沖縄県農業試験場『有用微生物資材施用効果試験の結果報告 平成7年度〜平成9年度試験結果』(平成11年2月)沖縄県農業試験場『業務年報』(平成7〜12、14、15年度)によると、1995年12月からEMの試験が再開され、2003年まで継続されたが、毎年農業試験場はEMの効果は「判然としない」「認められない」と報告し続けたそうな。

さらに2006年に科学技術振興課で外部評価(沖縄県試験研究評価)が導入され、EMへの研究は「再現性が難しい」「長年に渡り結果が出ていない」と評価され、一連のEM研究は終了したとのこと

また、畜産試験場では1995年から1997年にかけて養豚場での悪臭低減効果の試験をしたが、EMの持続的な悪臭低減効果は認められずに研究は終了した。環境衛生研究所では1998年ごろに旧具志川市立図書館のEM浄化の水を用いて水質調査を実施したが、その効果は不明のままで試験は終了され報告書も残っていない。土木建築部と環境政策課では調査研究や試験などは実施されなかったとのこと。

なお、琉球大学退官後の比嘉氏は、名護市の名楼大学の教授(学部には属していない)兼国際EM技術研究所所長となった。これに反発した一部の教員が2007年に大阪大学の菊池誠教授を呼んで、「科学と疑似科学」というシンポジウムを開いたとのこと。(ただし、EMへの質疑は回避された)

具志川市(うるま市)におけるEM裁判

沖縄県具志川市(うるま市)において、2000年の市立中学校校舎改築工事のコンクリートにEMXセラミックスパウダーとEM拡大活性液が混入されたことが、建築基準法・地方財政法・地方自治法違背に該当するとして、、2001年9月に反市長派の市民団体が住民監査請求を行った。

翌年の監査結果では、EMが混入されたコンクリートの品質はJIS規格に適合し、EMはコンクリートに「悪い影響」を与えないとの試験結果を得ているので、建築基準法第37条と建築基準法施行令第72条に適合し、EM混入は違法・不当ではないとし、損害賠償請求を認めなかった。

この結果を受け、市民団体は同年11月に那覇地裁に建築基準法、地方財政法、地方自治法違背で訴え、市長と収入役への損害賠償請求を行った(平成13年(行ウ)第10号損害賠償請求事件)。

しかし、2005年の地裁判決では原告側の請求は棄却された。建築基準法については、EMは「有害」ではないことなどから違背なし、地方財政法、地方自治法についても、「社会通念上著しく妥当性を欠き、裁量権の乱用であるとまで」は判断できないとして、それぞれ違背なしとされた。

この判決を受け、同年に市民団体は福岡高裁那覇支部へ控訴した(平成17年(行コ)第7号損害賠償請求控訴事件)。しかし、「EMをコンクリートに混入することが有用であることについて、控訴人らが主張するように、科学的な立証がなされているとは認められないことを考慮しても、非控訴人市が、一定の効果を期待して、コンクリートにEMを混入して本件工事を行う旨の合意を本件請負契約締結においてしたことが、非控訴人市に認められた裁量の範囲を逸脱したものということはできない」として、控訴を棄却した。

そもそも、なんで微生物の培養液みたいなものをコンクリに混入しなくてはならないのか、さっぱり理解できないが、『EMの「波動」によって「抗酸化作用」が生じ、それは「防錆作用」があるため建物を長持ちさせることができる』という話らしい。しかし、「波動」は物理的実体がないし、「抗酸化作用」なるものが本当に「防錆作用」にもなるのか不明である。

裁判結果については、たとえ非科学的であっても、法律に反していなければ問題なし、ということで妥当な判断だと考えられる。

なお、具志川市にはEM関連企業が立地されて100人以上の雇用がなされていたといったことが、この騒動の背景にあったようだ。 このように、トンデモが一旦社会や経済活動の一部になってしまうと、なかなかそれを排除できなくなるという問題がある。

また、判決前から市長はこの事案以降、市立建築物へのEM混入は市民の理解が得られないとして中止したとのこと。

うるま市のEM

今もうるま市のEMは健在なようだ。

  • 「暮らしと住まい>ごみについて>EM」 うるま市

 うるま市では、モデル地区公民館へEM活性液の無料配布を行っています。

 また、うるま市役所石川庁舎 (旧石川市役所) の南側駐車場にもタンクを設置して、市民へ無料配布を行っています。

その他

 有用微生物群(EM菌)を活用した事業を手掛けるEM研究機構(北中城村、安里勝之社長)が出資し、農業生産法人サンシャインファームが13日までに同村で設立した。県内でEM菌を活用した独自農法を確立し、同社のグループで農業事業の展開に力を入れる。現在、農場は約1万2千平方メートルで約35品目を生産する。順次農地を広げ生産量向上を図り、生産物の市場流通を目指す。5年後は5千万円の売上高を見込み、農業研修ツアーなど6次産業化事業も計画している。

熊本県

Q8:EM菌による水質浄化は効果があるのですか。

 

A:EM菌による水質浄化については、県内でも婦人会や漁協、環境団体などで取り組まれており、これらの団体の話では効果ありとの情報がある一方で、公的な試験結果では水質浄化の効果が検証できなかったという報告もあります。その有効性の評価は分かれており、県としてもその有効性については、引き続き、実施事例等の情報や専門家の意見を収集しながら見極めていきたいと考えています。

福島県

 県は、河川や学校で水質浄化の環境活動に使われているEM菌(有用微生物群)などの微生物資材について「高濃度の有機物が含まれる微生物資材を河川や湖沼に投入すれば汚濁源となる」との見解をまとめ7日、郡山市で開いた生活排水対策推進指導員等講習会で発表した。

 県環境センターが、市販のEM菌など3種類の微生物資材を2つの方法で培養、分析した結果、いずれの培養液も有機物濃度を示す生物化学的酸素要求量(BOD)と化学的酸素要求量(COD)が、合併浄化槽の放流水の環境基準の約200倍から600倍だった。

 県が微生物資材の使用について見解をまとめたのは初めて。県生活環境部は「活動している方々と今後、幅広く議論の場を設ける。(今回の見解が)議論のきっかけになればいい」としている。EM菌使用の環境活動は県内の学校や団体で幅広く行われており、波紋を広げそう。

栃木

 渡良瀬川の支流の一つ、松田川の河川敷で7月中旬、幼稚園児から小学生まで15人の子供たちが、一斉に泥団子を川の中に投げ入れていた。泥団子はヘドロを浄化するEM菌(有用微生物)を練り込んだ土の塊だ。足利市葉鹿地区の環境学習クラブ「葉鹿エコクラブ」が、渡良瀬川やその支流をきれいにしようと、13年前から行っている。

 

 「泥団子を投げつけて川をきれいにするなんて、遊び心があるでしょ」。この日、投げ入れた泥団子は約500個。子供たちと一緒に手足を真っ黒にして泥団子を投げ続けた同クラブ代表の大塚久子さん(56)が誇らしげな表情でほほ笑んだ。

大阪

佐賀県

佐賀県武雄市にある北方幼稚園のブログが問題視されている。

今朝、ブログの管理会社から「問題になっている」と連絡が入り、園児の水着姿の写真とコメント欄を削除するという連絡が入った。現在は、当初の写真とコメント欄がない状態になっている。

そもそも、EM菌で水はきれいになるのだろうか。擬似科学に詳しい物理学者の菊池誠さん(@kikumaco)に聞いた。

「まったくの迷信です。むしろ、きれいになった水に雑菌を撒いているだけです。体への害に関しては、量によって異なるのでなんとも言えませんが。いずれにせよ、衛生面で悪いのは確かです」

「掃除のときに使用するのは見たことがありますが、きれいな水に投入するのは初めて見ましたね」

昨年11月からはEM活性液を市内7カ所で無料配布する「EMじゃぶじゃぶ作戦」を開始しました。このEM活性液を各家庭において日常生活の中で使ってもらい、それが排水溝や川に流れEM菌が有機物を分解することにより、河川や海をきれいにしていこうというものであります。

名古屋

名古屋の名城公園で開催されたEM団子をまくイベントのレポート。

宮崎

 水質浄化などに効果があるEM菌(有用微生物群)を活用した農業や環境改善に取り組む市民団体「EMネット宮崎」(北川義男理事長)の講演会が12日、宮崎市佐土原町であった。公益財団法人「自然農法国際研究開発センター」指導員、永峰典隆さん(59)が九州各地の取り組みなどを紹介した。

 

 EM菌は、悪臭の原因物質を分解する光合成細菌、発酵作用のある酵母菌など自然界の有用微生物の総称。病害虫発生の抑止や、生ごみの堆肥(たいひ)化などにも利用されている。

 

 永峰さんは、熊本市などで進められる川や湖にEM菌を投入して水質を改善する取り組みを紹介。また、EM菌を活用した有機農業の対極として遺伝子組み換え種子の問題を挙げ「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)で組み換え農産物が無制限に入る仕組みを政府は作ろうとしている。地域環境で育ててきた種の多様性が無くなる」と危機感を訴えた。【門田陽介】

兵庫

 水質を浄化してきれいな海にしようと、相生市那波本町の市立那波小(勝谷秀史校長)の児童94人が7日、浄化に効果があるとされる「EM(有用微生物群)団子」約7000個を学校近くの那波港に投入した。

 

 自然保護グループ・相生湾自然再生学習会議(関根正道代表)が指導し、今回が7回目。10月29日にEM菌と土、米ぬかを混ぜて児童たちがテニスボール大に丸めた団子を用意した。

 

 投入前に、学習会議の松村晋策・副代表(64)が「団子は海底のヘドロを分解する。みんなの力で海をきれいにしよう」とあいさつ。児童たちは岸壁に一列に並んで、団子を次々に投げ入れた。4年の金谷菜ノ遥さん(10)は「近所のお年寄りから、この港にも昔はカブトガニがいたと聞いた。海がきれいになってカブトガニが見られるようになったらうれしい」と話していた。【小泉邦夫】

宮城県

◆商工会活動、女性の視点で…旭日単光章・鈴木仁和子(にわこ)さん

 

 30歳代で石巻市の桃生町商工会役員に就いて以来、今年5月に女性部連合会の会長職を辞すまで約40年間、女性の視点で商工会活動を続けた。「長く役職を務めただけ。夢にも思わない、身に余る光栄。戸惑いの方が大きい」と謙遜しながら笑顔を見せた。

 

 みそや果樹ジャムなどの地場産品を詰め合わせた「ふるさと小包便」やEM菌(有用微生物群)を使った生ごみの減量化など地域づくりを兼ねた事業に取り組んだり、商工祭などのイベントには屋台を出店して女性部独自の活動資金づくりを行ったりした。

島根県

.EM菌を使い環境浄化をすることについて

EM菌とは、光合成細菌、乳酸菌、酵母などがある。私達インターアクトクラブはEMの活性液づくりをロータリークラブの方より習い、EM菌、糖蜜、塩、ぬるめの湯を加え活性液を作った。昨年は、9月〜12月にかけてEM活性液を作り、出雲市内の小中学校のほとんどのプールに投入した。

そして、EMできれいになったプールの水を一斉に川に流すことにより、川を浄化させる目的である。このEM活性液は、出雲西高で作成され、私達インターアクトクラブの力で作られた。数は石油タンク500本、この作業は大変であったが5月に小中学校のプールを清掃した際、プールの中がとてもきれいで、よごれが全くなかった。EM菌が汚染している所を浄化してくれたおかげである。

このEM効果は、東京の多摩川、日本橋川、神田川、隅田川などに流され東京港の西側のモノレール沿線の運河、そして東京湾もきれいにしていると聞く。また、きたないことで有名な大阪の道頓堀川にも流されたといわれている。島根県では、清流日本一になった益田市を流れる高津川などにも流されている。この効果は絶大である。

私達インターアクトクラブは、一生懸命頑張り、神戸川、斐伊川、宍道湖さらに、日本海をきれいにするためEM作戦を実行してゆきたい。

神奈川県

逗子市議会の会議録によると、2006年3月の定例会で、当時の長島一由市長が

 

「有用微生物群活用事業につきましては、EM菌を活用した自然環境の保全に向け、EM活性液の培養や河川等への散布を行う経費など150万円を計上しています」

 

と報告。また同年9月の決算特別委員会では、議員から「有用微生物群活用事業196万4,497円」と言及されています。

 

今年2月の定例会では、平井竜一市長が平成26年度予算に関連してEM菌に触れています。

 

「美しい浜再生事業は、市民との協働によりEM活性液を培養し、散布イベントの開催などを通して逗子海岸を美しい砂浜に再生する経費として200万9,000円を計上しました」(会議録より)

 

逗子市がEM菌に投入している税金は、例年は150万円前後、効果測定等の調査がある年は200万円前後、といった状況です。

 

本紙が市に確認したところ、逗子市浄水管理センターでは年間2万リットルのEM菌が培養されています。これがおおよそ、逗子市内の海等でEM活性液として散布されたり、EM団子として投入されたりしているEM菌の年間量になるとのことです。

徳島県

 徳島市内で水辺の環境保全活動に取り組む住民団体「川をきれいに志隊」が23日、南昭和町1の御座舟入江川で、水質向上に効果がある有用微生物群(EM)団子を投入した。

 御座舟入江川はヘドロがたまり、住民の要望を受け市が今年1月に除去作業を実施。民間業者から20万円の寄付を受け、きれいに志隊がEM団子投入を引き受けた。