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超能力者のための特別ルール

ジェイムズ・ランディは超能力者を審査する際には次の4つの特別ルールが適用されねばならないと皮肉っている。

  1. 真の超能力者は要請に応じて超常現象を起こしたり、定常的に超常現象を起こしたりすることはできない。よって、常識的な説明に反する現象を恒常的に起こすことのできる者は、偽者とみなされる。「成功したりしなかったり」する者や無能力な期間を持つ者は本物であるとみなされる。
  2. 超能力者にとってインチキは衝動的なものであり、機会が与えられれば行わねばならないものである。この感情は抑えられないものであり、超能力者にとって、これは許されねばならない行為である。
  3. 超能力者によってなされたすべての超常現象が通常の方法で説明できない限り、批判者は己の主張を証明したことにならない。よってインチキを見破られたり、その告白をした超能力者であっても、効果的に系統立てることのできない微妙な超能力を保持しているとみなされるべきである。
  4. 否定的な態度を持つ者がいると、超能力者はその能力を発揮できない。また、信じられているという感覚が抑制されるようなコントロールされた条件下でも、その能力を発揮することはできない。

参考文献
1. 「The Truth about Uri Geller」 James Randi著、Prometheus Books