超能力捜査の海外での実態
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日本のバラエティ番組内での宣伝とは異なり、海外ではそれほど積極的に超能力捜査が取り入れられているわけではない。(全体の3割程度)
詳しくは以下に示すアンケート調査の結果を参照してほしい。
海外の警察を対象に行われたアンケート結果
超能力捜査の実態について、ジェーン・A・スウェットとアラバマ州立アセンズ大学のマーク・W・デュラム教授がアンケート調査を行った。
デュラム教授らは、アメリカで人口の多い上位50都市を選び、各都市の警察署に宛てて超能力捜査に関するアンケート調査を実施した結果、首都ワシントンとフィラデルフィアを除く48都市から回答を得た。以下では、その質問と回答を示す。
貴方の警察署において、今まで犯罪捜査で超能力者を使用したことがあるか、または今現在、使っていますか?
はい = 17署 いいえ = 31署
どんな種類の犯罪捜査に使いましたか?
殺人事件 = 15署 行方不明 = 10署 誘拐、強盗、暗殺 = 各1署
通常のルートから得られる情報と、超能力者から得られる情報とを区別していますか?
はい = 7署 いいえ = 33署 未回答 = 8署
もし貴方の警察署が超能力者を使用したなら、寄せられた情報は、他の情報源よりも事件の解決に役にたちましたか?
はい = 0 いいえ = 26 未回答 = 20
それはどういう情報で、どのように使用されましたか?
いいえと答えた26署のうち、17署がコメントを寄せた
超能力者からの情報は、他の通常のルートから寄せられる情報よりも、有用だと個人的に思いますか?
はい = 0 いいえ = 39 未回答 = 7
そのほか、「時々」と「超能力者が誰かによる」という答えが1つずつ。
警察官を対象に行われたアンケート結果
次に紹介するのは、1993年に263人の警察官に対して行われた無記名アンケートの結果である。
あなたの階級は?
署長=3人 副署長=2人 警視=3人 警部補=8人 Detective-Sergeant=5人 巡査部長=33人 Corporal=21人 巡査長/捜査官=51人 特別捜査官=4人 巡査=133人
個人的に警察の捜査に超能力者を使いますか?
はい = 35.75% (94人) いいえ = 62.75% (165人) もしかしたら = 1.5% (4人)
現在あなたの組織は捜査で超能力者を使っていますか?
はい = 5.5% (14人) いいえ = 69.5% (183人) 分からない = 25% (55人)
過去に、あなたの組織は捜査で超能力者を使ったことがありますか?
はい = 23% (61人) いいえ = 40.5% (106人) 分からない = 36.5% (96人)
あなたの組織は何回超能力者を使いましたか? (確証がないのなら見積りで)
1回 = 30人 2回 = 18人 3回 = 8人 4回 = 3人 5回 = 4人
超能力者を使った事件のタイプは?
殺人 = 52% (45人) 行方不明 = 40.5% (35人) 誘拐 = 2.5% (2人) その他 = 5% (4人)
超能力者は、どのようにして捜査に関係しましたか?
警官の依頼 = 41% (31人) 家族の依頼 = 20% (15人) 自己志願 = 34% (26人) 分からない = 5% (4人)
事件を解決することにおいて、有効な情報が超能力者から与えられましたか?
はい = 13.5% (9人) いいえ = 50% (33人) たぶん = 36.5% (24人)
事件は超能力者の助力なしでも解決されたでしょうか?
はい = 51% (33人) いいえ = 0% (0人) わからない = 49% (32人)