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武田邦彦 (東日本大震災)

東日本大震災・デマ・風評被害・陰謀論

武田邦彦氏は「内閣府原子力委員会」の委員だったらしいが、このようにいい加減なことばかり言う人物がそうした役職に就いていたこと自体が、日本の原子力政策のデタラメさを表している。

武田先生によるSTAP細胞ムチャクチャ解説

本日、名古屋CBCテレビの昼の情報番組「ゴゴスマ」で、武田邦彦氏がSTAP論文問題を解説していたのですが、それが驚くべき内容だったので、一部文字起こししました。

そうした中、東大出身の工学博士、武田邦彦氏(70)が2014年3月13日放送のテレビ番組の中で、画像が間違っていたのなら「眠たかったからと言えばいい」、海外論文の流用は「日本人が下手な訳で書くよりいい」などと独自の持論を展開し、インターネット上で賛否両論を呼んでいる。

『一生懸命やっているうちに、だいたい間違える』『目が霞んでいたんですよ』『世界中のだれが書いても同じ文章になる』『日本人が下手な訳で書くよりいい』『『眠たかったから』と言えばいい』 武田氏の主張も、こうしたいいかげんな考察に基づいているのだろう。

実際の映像は以下のリンクで見れる。まー武田氏の言ってることのすべてが間違っているわけでもないが、それでも乱暴な論理である。こんな人をテレビはコメンテーターとして使ってはいけない。

あと3年で日本に住めなくなる

ある読者の方が線量計を持っておられて、それを使って毎日、定点観測を続け、その結果をお送りいただいた。測定は毎日、朝は職場、夕はご自宅玄関前、夜は自宅居間就寝前 の3回の測定を標準として、その平均値を整理しておられます。場所は三重県です。

 

それをグラフにプロットしてご自宅付近の放射線量の変化を見ておられます。科学的に正確でデータもシッカリして、これこそ「被曝の問題を日本人一人一人で取り組み、より安全な生活を目指そう」という活動のなかですばらしいものと思います。

 

データの詳細は別にして、昨年の9月頃より三重県の放射線量はわずかならが上がっていて、一次方程式(y=ax+b)で書けば、今年の1月から3月までの平均がb(つまりおおよその最初の状態)が毎時0.10マイクルシーベルト、a(変化)が0.0004((マイクロシーベルト/時)/日)です。

 

もちろんデータは個人が測定したもので、ある場所に限定されますし、また最小自乗法でaやbをだされていますが、それも科学的には問題はありません。

 

これから計算しますと、若干の内部被曝なども加味して、三重県の外部からの被曝が1年5ミリになるのは、2012年1月から3年4ヶ月後となります。つまり、2015年4月1日になると、三重県には住めなくなるという計算結果です。

 

・・・・・・・・・

 

「人を脅すようなことを言うな!」というおじさんの声が聞こえてきそうですが、脅したりだましたりしている訳ではありません。戦争で言えば、ミサイルが飛んできたとか、何時に日本列島に到着するという計算をして、その結果をそのままお伝えしているだけです。

 

NHKは「台風の進路、いつ頃台風が来るか」を放送しますが、それと同じです。台風より緊急性が高いかも知れませんし、台風の進路予想より確実性も高いかも知れません。

 

1年5ミリというと成人男子でも白血病になったら「労災」が適応される線量です。つまり、日本国は「1年5ミリの被曝を受けたら、白血病になる」と認定してきたのです。もちろん、現在の日本政府は知らない顔をするでしょうが、これは厳然とした事実なのです。また電力会社の従業員も1990年ぐらいから1年1ミリに自主規制してきているのですから、1年5ミリの場所に子供も一緒に住むわけにはいきません。

 

また、三重県はほぼ日本の平均的な線量率ですから、ほぼ日本に住めなくなることを意味しています。このブログでも再三、書いてきましたし、国会の委員会でも参考人で述べましたが、「福島の除染、汚染された野菜、瓦礫の運搬」を続けていると、日本には住めなくなります。

 

福島原発から漏れた量が80京ベクレルであること、これは日本に拡散したら日本が住めなくなる数字であることを認識し、政府、自治体、電力は本腰になって日本列島を汚染されないように全力で取り組んでください。

さて、今年がその2015年ですが、日本には住めなくなるのでしょうか?

これから計算しますと、若干の内部被曝なども加味して、三重県の外部からの被曝が1年5ミリになるのは、2012年1月から3年4ヶ月後となります。つまり、2015年4月1日になると、三重県には住めなくなるという計算結果です。

また、三重県はほぼ日本の平均的な線量率ですから、ほぼ日本に住めなくなることを意味しています。このブログでも再三、書いてきましたし、国会の委員会でも参考人で述べましたが、「福島の除染、汚染された野菜、瓦礫の運搬」を続けていると、日本には住めなくなります。

だそうです。いったいなにを根拠にこんなことを言っているのだろう?

武田氏は原発推進派だった

作られた「環境問題」」(日下 公人, 武田 邦彦 著、ワック (2009/06))の193ページで武田氏は以下のように述べている。

 ほんとうのことを言えば、原子力はエネルギーの中でももっとも安全です。私は実績主義ですが、五十年間、原子炉を動かしてきたという実績から言えることです。原子力は何の危険性もない。いまは、それを言っても無駄だから言わないだけのことです。

 それで、これからの問題は、多くの人たちがそのことを認知するのにどういうプロセスが必要か、ということです。あと百年も原子炉を動かしていたら、自然と安全だということがわかります。

百年も待たずして、武田氏の言っていたことの間違いが証明されたわけだが、自身のブログで以下のように「反原発派」への転身宣言をしている。

  • さらば!」 平成23年4月29日 午後10時、武田邦彦

この発言を「素直に間違いを認めた」と好意的に解釈する人も大勢いるようだが、3.11の前も後も、深く考えずに適当に発言していると解釈することもできる。

『作られた「環境問題」』で、武田氏は以下のような差別っぽいことも言ってたりなんかする。(107ページ)

中国人には、まったく技術をつくるというセンスがない。私の研究室では中国の留学生は原則として引き受けないのですが、大学全体では、中国の留学生を随分引き受けています。でも、彼らの手を見ていると、彼らは技術はつくれないと思います。

中部大学は、「○○人だから」という理由で教授が留学生の受け入れを拒否することを容認しているのだろうか?

「日本の技術はすごい」などと言ってみても、自分にできることは他人にもできると思ったほうが無難だ。「彼らに技術はつくれない」などと油断していると、すぐ追いつき追い越されてしまう可能性も十分ある。武田氏がまだ若かったころ、日本は外国のマネしかできない国であったことを忘れてしまったのだろうか?

武田氏はホルミシス肯定派

いろいろ突っ込みどころのあるエントリで、『小学館から「生物多様性のウソ」という本を2011年に出した。本当は「トキは逝ってくれ」という題名にするところだったが、刺激的ということでややおとなしい題になった』などと言っているところから、武田氏は自然保護には否定的な様子がわかる。

また、『1000万年から2000万年ぐらいで人類は絶滅する可能性が高い』と述べており、人類文明はずいぶんと長続きするとお考えのようだ。

武田氏は、放射線はほんの少しでも有害だという立場だと思っていたのだが、以下のように放射線ホルミシスに肯定的とも取れる記述もある。

この図からも判るように、5億5千万年前に誕生した多細胞生物は、古生代、中生代を経て現代に至っているけれど、誕生と絶滅を繰り返し、その間に生体の防御能力がついてきた。紫外線や放射線で言われるホルミシス効果も絶滅によって獲得してきた能力である。

さらに、過去には以下のようなことを書いていることを、複数の人物からツイッターで教えていただいた。

一般には放射線はとても危険だと思われている.そして,原子力産業という産業があるので,「安全だ」などと言っても,それは産業の回し者がいい加減なことを言っていると思われるので,本当のところが良く分からない.

 

マスメディアは「危険を強調する義務がある」と錯覚し,これも正しい情報を流さない.つまり,産業は安全だと繰り返し,マスメディアは危険だと言うので,普通の人は判断ができないのである。

 

放射線の害を一言で言えば,「放射線で障害を受けることは,少ない.なかなか障害を受けることはできない」と言える。

 

そして,その理由を一言で言えば,「太陽が原子炉だから.宇宙は原子力ばかりだから」というのが正しいだろう。

 

さらに,注意することといえば,「普通の生活をする事」と言うことに尽きる.日本の原子炉はまだ自身で倒壊する可能性があるので,やや危ないが,そのほかで放射線の被害を受けることはまずない.

 

どうしてこんなに放射線が安全かというと,もともとは危険なので,防御機構が発達するからであり,なぜ防御機構が発達しているかというと太陽が原子炉で,そこから有害な放射線が降ってきた時代に,生物は頑丈な防御を作ったからである.

 

原始的な生物の一つ,大腸菌ですら放射線に対して5段階の防御を持っていて,容易にはやられない.まして高等動物中の高等動物である人間は,ものすごく精密な防御システムを持っている.

 

だから,容易なことでは放射線で障害を受けない.むしろ,あまりに複雑なので,長く使わないとリストラされる。むしろ,免疫と同じだから,少しは放射線を浴びておいた方が「異物を取り除く体の中の自衛隊」を育てておくことができる.

 

放射線と人体の関係を研究している人の多くが「放射線を少し浴びた方が発癌性が低い」と考えている。でも,決して口に出さない.口に出すと袋だたきにあうからだが,民主主義だから専門家はおそれずに「本当の事」を言うべきだ.

当時、武田氏は「放射線で障害を受けることは,少ない.なかなか障害を受けることはできない」という立場だったらしい。

また、太陽で起こっているのは原子核融合であり、原子炉で起こっている核分裂反応とは異なる。「太陽が原子炉だから.宇宙は原子力ばかりだから」というのも、武田氏お得意の不正確な表現である。

今でもホルミシス肯定派

こちらのエントリでは以下のDVDに収められた武田氏の発言について解説している。

ホルミシスに肯定的な発言としては、以下のようなものがあるようである。

武田 「誤解しないで頂きたいんですが、放射線を被曝することによって、その線量によっては当然、生体に対していい影響を及ぼすと思ってます。」

武田 「ホルミシス仮説なんてのはね、仮説であるはずないじゃないの。こんなの当たり前ですよ。」

武田 「そうです。だからねホルミシスという言葉嫌いなんですよ。これは当たり前の事だから。ホルミシスなんてあるらしいね、なんて言われて困ってね。

 僕なんか困るんですよ。先生なんかラドン温泉どうのこうのってラドン温泉なんか健康にいいに決まってるじゃないですか。それはラドン温泉に入れば被曝しますから。被曝すりゃその時に防御系が出るから。

 こんど食品で怪しいもの食べた時に、そりゃ防御するかもしれない。そりゃ原理原則とすりゃそれに決まってるんでね、そんな事いちいち文句言ってもらっても困ると。」

武田 「原理的な話はもう十分に分かってるし、もう学問的に仮説の領域は通り過ぎていますよ。それはもう、放射線は当たった方がいいに決まってる。」

武田氏によると、「日本の国内法が依然として一年1ミリシーベルトを基準にしてる」ので、これは健康の問題ではなくて、「約束の問題」だそうだ。「1ミリシーベルトは望ましい被ばくで、5ミリシーベルトまではまず安全と考えていい」とも述べている。「大体5ミリシーベルトぐらいは今までの歴史からいって大丈夫だという事は分かってます」とのこと。

「核爆発」の独自定義

(原子炉は、臨界に達すると核爆発(質量欠損が起こって、その分の熱が出ることを言う)する。爆発の程度は付近が危険になることから、広島のようになることまで範囲は広い。第二次世界大戦の時にアメリカで原爆の実験をしていたときには数人が死亡した核爆発が起こっている。日本では原子炉を安全に見せるために「臨界」という言葉を使うことが多いが、「臨界」と「核反応」はまったく違うもので、「臨界に達したら核爆発する恐れがある」ということだ.科学は厳密に用語を使用する必要があり、政治的理由で変えてはいけない。)

武田氏によると、核爆発とは「質量欠損が起こって、その分の熱が出ることを言う」ということらしい。しかし、爆発の定義を広辞苑で見てみると、「圧力の急激な発生または開放の結果、熱・光・音などとともに破壊的作用を伴う現象。急激な化学反応、核反応、容器の破損などによって生ずる」とある。ふつうは「熱が出る」だけでは爆発とは言わない

「科学は厳密に用語を使用する必要があり、政治的理由で変えてはいけない」と言っているわりには、こんな勝手な定義をしてもいいのだろうか?

以前のエントリでは以下のようなことも言っている。

福島の原発事故で、今、一番の問題は「核爆発するか」ということだ。

一昨日から東京電力は「ホウ素」を原子炉に投入し始めた。情報が不足しているので、正確な判断ができないが、原理原則から言えば次の通りである.

現在の状態で「原子炉が爆発する」可能性は3つある。

1) 水素爆発: 露出した燃料に水が接触して水素を発生し、炉の外にでて酸素と結合して爆発する(化学反応)、

2) 水蒸気爆発:高温の物体に水が接して急速に水蒸気になり、その体積膨張で爆発する(物理的爆発)、

3) 核爆発  :燃料が溶けて固まり臨界状態に達して原爆のようなことになる、

水素爆発はすでに福島第一の1号炉で起こっている.水素爆発すると建屋が吹き飛ぶので、周辺の人はビックリするし、若干の放射線が漏れる可能性がある。

水蒸気爆発は炉の内部で起こる可能性が高いので、水素爆発よりやや危険側にある。

核爆発は原爆と同じだから、付近の人は大量に被爆するだろう.

このように「核爆発は原爆と同じ」としている。さらにこのエントリの「ウェブ魚拓」によると、以前は以下のように書かれてあったらしい。

核爆発は原爆と同じだから、付近は全て消滅するだろう.

つまり、どうも武田氏は原発でも原爆と同様な核爆発が起こると以前は考えていたようだ。

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」のウソ

武田氏の著書「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社 (2007/02))に対する批判は「“環境問題のウソ”のウソ」(山本 弘、楽工社 (2007/12))を参照。武田氏はこの本の中でデータを捏造しているとして非難されている。以下のリンクも参照。

株式会社洋泉社発行の書籍「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦著)の 13ページ図表1−1下部に「出所:PETボトルリサイクル推進協議会」と記されていますが、 その図表1−1中「-▲-」にて示される「再利用量」データに関しては、一切弊協議会の データではなく、弊協議会の名前を騙った捏造データであります。

2008年4月16日

中部大学総合工学研究所  教授 武田 邦彦 様

株式会社 洋泉社 代表取締役会長 藤森 建二様             

             代表取締役社長 石井 慎二様        

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』に関して  

 標記の本の179頁に掲載されているグラフの出典が「古紙問題市民行動ネットワーク」だと書かれており、あたかも当団体が保証するデータであるかのように紹介されています。

  しかしこのグラフは当団体が作成したものではありません。  

  推察するところ、当団体のHPで紹介されていた古紙再生促進センター調査による古紙価格に武田氏が恣意的に手を加えたものと思われます。このような虚偽データがあたかも当団体のものであるかのように掲載されていることは当団体として許容できません。  

  この件について、著者・武田邦彦氏と出版社・株式会社洋泉社に対し、以下のことを要求します。

 

 1.当団体に謝罪すること

 2.市中にある当該書籍を速やかに回収すること

 3.当該書籍を絶版にすること

 4.当団体への謝罪と回収についての説明を、全国紙2紙以上に掲載すること  

 上記の件について、5月末日までにご回答をお願いいたします。ご回答は、当団体のHPおよび通信に掲載させていただきます。  

  期日までに回答がない場合は、しかるべき措置をとらせていただきます。

古紙問題市民行動ネットワーク 代表 中村 正子   

世田谷の高放射線騒動

世田谷で高放射線が観測された騒動について、その原因が民家床下にあったラジウムの入ったビンだということが判明する前後で、武田氏はブログのエントリ内容を書き換えている。例えば、BLOGOSのエントリでは、つぎのようになっている。

世田谷で1時間あたり2.7ミリシーベルトが観測されましたが、道路の脇の藪の傍で、当然、死の灰の性質からいって予想されることです。毒物が飛散した場合、「どこに毒物があるか」というスタンスで毒物の多いところを探して、そこを警戒するのに、「できるだけ事故を小さく見せたい」ということで公園の真ん中など意味のないところを測定していたのです。

ところが、HPのほうでこの部分は以下のように書き換えられている。

世田谷で1時間あたり2.7マイクロシーベルトが観測されましたが、これは付近の住宅にラジウムなどを保管していたためとされています。しかし、今回の事件は、毒物が飛散した場合、「どこに毒物があるか」というスタンスで毒物の多いところを探して、そこを警戒するのが常道なのに、これまで公園の真ん中などだけ測定していたので問題が大きくなりました。

なお、この改訂版はBLOGOSの「世田谷の高線量率と福島の新米(緊急)」(2011年10月14日02時29分)でも見ることができる。

これを池田信夫氏に以下のように批判されてしまった。

両方のバージョンを比較すると、死の灰は世田谷には降っておらず、武田氏の「予想」は誤っていたのだが、それにはほおかむりしている。彼はこの事実誤認をもとにして「国、自治体、専門家、NHKはまったく頼りになりません」と非難したのだが、これも抹消されている。ウソをついたのは国でも自治体でもなく、武田氏であることは明らかだろう。

福島産花火の打ち上げ中止

 愛知県日進市で18日夜に行われた「にっしん夢まつり・夢花火」大会の実行委員会が、福島県の業者が製造して納品した花火の打ち上げを、「安全性を示すデータはあるのか」といった市民の意見で取りやめていたことが19日、わかった。

 

 実行委は、東日本大震災の被災地復興をテーマに岩手、宮城、福島県で製造されたスターマイン各1基(80発)を打ち上げる予定だったが、福島県の分については愛知県の花火業者が製造した花火が使われた。

 

 同大会は日進市商工会などが主催。実行委は市や商工会、同会の会員企業などで組織されている。今回の計画に対し、16日、「放射能をまき散らすな」など電話やメールによる意見や抗議が寄せられた。福島県川俣町の製造業者「菅野煙火店」が福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指定区域の外にあり、同店自身が行った敷地内での調査などで放射能数値は国の基準値以下だったことから、実行委は16日に「安全」と判断した。

 

 だが、抗議などの電話は17日も続き、2日間で計約20件に上ったほか、インターネットの掲示板でも打ち上げに否定的な書き込みが増えた。実行委は、打ち上げを委託した愛知県の業者に放射線量の数値確認を要請したが、「大会には間に合わない」と回答され、使用を断念した。岩手、宮城県の花火は予定通り打ち上げた。

 

 菅野煙火店を営む菅野忠夫さん(77)は「本当に悲しくなった。この夏も各地の花火大会に出荷したが、放射能の話は一つも出なかった」と話している。

 

 日進市の萩野幸三市長は記者団に「福島県の方々に迷惑をかけて申し訳ない。市民の不安にも応える必要があり、福島の花火を使用しないという実行委の決定を了承した」と釈明した。

 

 安斎育郎・立命館大学名誉教授(放射線防護学)の話 「京都五山の送り火のまきと同様、過剰反応の典型。花火製造所で放射線の数値が特に高かったわけではなく、飛び散っても、ほとんど無視できるほど低いレベル。放射能や放射線を適正に判断する知識が社会に必要だ。福島という地名が付いただけでこうした風評被害が広がるのを懸念する」

この件に関する武田氏の反応は以下の通り。

驚きました。なにに驚いたかというと市の課長、会社の社長、名古屋大学の教授といえばいずれも社会的には指導的立場の方ばかりですが、どうしてこんなに論理的に間違っていることを言うのでしょう?? まさか市も新聞も日進市の住民を被曝させるチャンスと考えたのではないとは思いますが(最近、被曝は健康によいとの話もありますので)。

武田氏の主張とは異なり、安斎育郎氏は、「飛び散っても、ほとんど無視できるほど低いレベル」と言っている。放射能や放射線を適正に判断する知識が必要なのは、どちらのほうなのだろう?

驚くことではないが、早川由紀夫氏も武田氏と同様な認識のようだ。

岩手県一関市市長の抗議

武田氏はまた抗議された模様。

 読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

 

 ◇一関市長がメールで抗議

 

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーで、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘した。読売テレビは毎日新聞の取材に「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。

 

 武田教授は、地球環境問題で定説とは異なる主張を展開してから注目されるようになり、多くのバラエティー番組に出演し、著書を出版している。【湯浅聖一】

 読売テレビ(本社・大阪市)系列の番組で中部大の武田邦彦教授が「東北の農産物は健康を壊すので捨ててもらいたい」と発言し、岩手県一関市の勝部修市長がメールで抗議した問題で、勝部市長は8日、返信があったことを毎日新聞の取材に明らかにした。武田教授は「発言は取り消さない」との考えを示した。勝部市長は「すっきりはしないが、考えが分かったので終わりにしたい」と述べた。

 

 武田教授は4日放送の番組で、放射線量が高い地域に一関市を挙げ、「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言した。

 

 勝部市長によると、武田教授はメールで「農家も子供も(東電の)被害者。国の暫定基準値(の設定)が大きいという現実があり、子供の心配を除く必要から『東北の野菜は出荷するな』という趣旨で発言した」と説明。放射能汚染を「青酸カリ」にたとえ、「畑の青酸カリをのけてから植えてくれ」と話したことに関しては「分かりやすくするために例にした」と答えた。

 

 勝部市長は「青酸カリという言葉を持ち出すのはどうなのか」と述べたが、武田教授から返信があったことや考え方に一定の理解を示した。【湯浅聖一】

「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて西日本で販売されている?

事故直後は、北海道産の牛乳は北海道産でしたが、今では、福島、茨城、千葉の牛乳は大量に西日本に送り、そこで、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めているという情報もあります。

ここでは、武田氏のブログ内容が、7月11日の執筆当初と7月12日では微妙に異なっていることが指摘されている。

「「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めていることも分かってきました」という断定的な表現が、「という情報もあります」という曖昧な表現に変更されている。

 

「業者が「混ぜてベクレルを下げる」ということをしているのです」という断定表現が、「ということもなされるでしょう」という将来の予測に変更されている。

 

「放射性物質を薄めていることを自ら発表してください」という、やはり放射性物質を薄めていることが事実であるとしている断定的な表現が、「すべて公開してください」という表現に変更されている。

以下のエントリでも変更前の記述の一部を確認することができる。

『事故直後は、北海道産の牛乳は北海道産でしたが、今では、福島、茨城、千葉の牛乳は大量に西日本に送り、そこで、「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」をまぜて、ベクレルを規制値以内に納めていることも分かってきました。』 ※武田氏のブログより引用掲載

そして、生産者に反論されてしまっている。

原乳の生産者団体である中央酪農会議に、武田教授のウェブサイト上での発言について聞いてみた。担当者は「ウェブに書かれていた内容を読んだ限りでは」としたうえで、こう反論した。「汚染された牛乳とは『暫定規制値を超えたもの』だと理解しましたが、これは市場には出回りません」。外に出ないから、別の乳と混ぜ合わせることもできないはず、というわけだ。

中央酪農会議によると、原乳は「鮮度が命」なので、生産地に近い工場に運ばれて加工されるのが基本だが、例えば首都圏のように消費が多い地域では、近郊の生産量だけでは賄いきれない。そのため、一大供給地の北海道からいったん関東の拠点に送り、そこから近郊各地へと出荷することはあるようだ。同様に消費量が多い大阪でも同じ措置が取られるが、その場合の主な供給地は九州だという。東日本から西日本へ原乳を供給するケースも皆無ではないが、「震災にともなって、大量の原乳が西日本に運ばれたという報告は、これまで入っておりません」と同会議の担当者は首をかしげる。

各県で行われる原乳のモニタリングは、全生産者を対象としている。もし武田教授の主張が正しいのであれば、「放射能に汚染された原乳」がモニタリングの対象から外れ、「ヤミルート」で西日本に送られたという意味なのだろうか。または出荷制限区域から、やはり秘密裏に原乳が西へと運搬されているとのことか。だがこの場合、西日本の乳業メーカーが高いリスクを冒してまで「汚染乳」を入手する必要性については疑問が残る。

川崎市の震災粗大ゴミ受け入れについて

 川崎市の阿部孝夫市長は7日、福島市内で佐藤雄平・福島県知事と会談、東日本大震災で大量発生した木材などの粗大ごみを受け入れるほか、ごみ収集車、消防車などを提供し、復興を支援する考えを伝えた。

川崎市は、福島県や宮城県等の被災地復興支援の一環として、災害廃棄物の受入れを表明した。ところが、これに対し、放射能汚染された廃棄物が持ち込まれるのではないかと心配した川崎市民から、問い合わせや抗議が殺到した。以下のエントリを参照。

さらに、中部大学の武田邦彦氏が以下のようなエントリを書いたので、火に油を注ぐ形になった。

わたくしは福島の瓦れきを川崎で処理するのに賛成できません。

たとえ、川崎が瓦礫の受け入れに当たって瓦れきの放射性物質を測定し、それが基準内であっても、わたくしは川崎に持ち込むのは問題と思います.

しかし、なぜ基準内の瓦礫さえ持ち込んでいけないのか、定量的な議論を一切していない。

学校給食に関する風評被害

 なお、いわき市の学校給食では、4月25日以降に検査された原乳を使用した牛乳が4月27日以降に供給されておりますが、県の緊急モニタリング検査による4月25日及び4月26日の測定結果は「不検出」となっております。

 そのような中、去る4月26日、中部地方の某大学教授が自身のホームページに、「いわき市が学校給食に使用する食材(牛乳や野菜)が放射性物質に汚染されていて危険だ」「風評被害を払拭するために、学校給食に福島産の牛乳と食材を使用する」「市長は、嫌がる子どもに食べることを強制している」といった誤認に基づく文章を掲載しました。

 もとより学校給食は安全・安心な食を提供することが大前提であり、あたかもいわき市が子どもたちに危険なものを提供しているかの如き事実に基づかない論評は、本市の名誉を著しく損なうものであり、また、多くの市民の皆様が食の安全に敏感になっていることを併せ考えれば、極めて遺憾であり、某教授には直ちに抗議を申し入れたところです。

本件に関する武田氏自身によるエントリは消されてしまったようだが、その内容は、以下のロケットニュース24のエントリなどで見ることができる。

SPA! 5月17日号のインタビュー

  • 「今、この国に必要なのは、愛のある原子力政策」 特集 原子力議論はどこへ行く Part 2、エッジな人々 p.124-127, SPA! 2011年5月17日号

武田氏は、このインタビューで自身のブログでの情報発信について以下のように述べている。

僕はブログで「お父さんからの発信」って呼んでいるんですけど、僕の発言は「ややいい加減だけど家族への愛はあるよ」ってことなんです。そりゃ学術論文じゃ厳密なデータを引用しますが、国民に説明するときは厳密性はそれほど強調すべきじゃないと思っています。

つまり、自身のブログ内容が「ややいい加減」であることを認めている。

また、著書「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」でいくつか矛盾点が指摘されていることに関しては以下のように述べている。

ええ、そういう指摘ももちろんアリです。私のデータの多くは私自身が調べたモノですから、引用というものがないんです。みなさんは”政府刊行物”のデータを使いますから、それとデータが違う。だから皆が僕を誤解するのは仕方ないと思いますしね。まあ、お父さんが少しぐらいいい加減なことを言っても、また小言かぐらいでいいじゃないかと。自分の父親や母親からの忠告を、いちいち引用元を確認しなきゃ信用できないって人はいないでしょう(笑)。

しかし、武田氏の著書に関しては、データの捏造さえも指摘されている。そもそも武田氏は「自分の父親や母親」ではないので、引用のないデータは信用しないほうがいいだろう。また、自分自身で調べたというのであれば、その調査方法を明記すべきであり、してないデータはやはり信用しないほうがいいだろう。政府刊行物のデータと武田氏自身のデータが違うというのであれば、それはどちらかのデータが間違っているということであり、政府刊行物のほうが間違っているというのであれば、ちゃんとその間違いを指摘すべきだろう。

また、『次世代エネルギーなんて必要ないんです。心配なしです!』と発言しており、基本的に「自然エネルギーいらない派」のようである。また、以下のようにも述べている。

昔、長崎県の佐世保市で自然エネルギーをやろうという動きがあって、調査を依頼されたことがあるんですよ。すると市の電力の8%を取ろうと思ったら、市の生物は皆死ぬことがわかったんです。太陽電池のソーラーパネルを敷いたら、そのぶん植物の光合成ができなくなって、その周囲にいる動物までが死ぬわけです。

大量のソーラーパネルを敷き詰めたら、周囲の環境に少なからぬ影響を与えるだろうことはわかるが、「市の生物は皆死ぬ」というのはなかなか強烈な表現だ。

武田邦彦は あなたの健康を損なうおそれがあります。

「男性の喫煙率が下がった結果、肺がんで亡くなる人がぐんぐん増加しています」、つまりたばこと肺がんの関連性は無いのです、的な話を専門家の人が言った......的なツイートが先日出回ってきて、まあ色々と物議をかもす形となった。ただ、このグラフ、どこかで見たことがあるんだよね。

この類のガセ話が広まると、その内容の検証には時間がかかるし、それが正しいものか否かも分からないし、検証しても意味が無く空振りに終わることも多い。そして検証の結果、ガセであるとの仮説が正しいと判断できる確証が得られても、検証した側に得るものはほとんど無い。意図的にガセネタを流した側に損害賠償請求や、刑事罰の提起を行えるわけでもない。だから出まかせや出鱈目が流布されても、「それは違う」との裏付けや反論がしにくいんだよね。

 

せめて「専門家」の部分に武田氏の名前が上がっていれば、その時点で終了として断じることもできたんだけどね。むしろそうしないことで、流布を模索したのかもしれない。そう考えるとさらに事は悪質だよなあ......。

これも人の健康と命にかかわる問題なんだから、この手のデマは悪質である。

「ニセ科学本」はデータの扱い方に特徴がある。普通のデータを普通に扱うだけでは、常識をくつがえす大胆な主張は展開できないからである。ここでは『早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい』(武田邦彦著/竹書房新書)を題材に考察してみる。

世界の男性喫煙率について武田氏はモンゴル、中国、韓国、トルコ、トンガ…というランキングを示し、「ややアジア系の国が多いことがわかる」と主張している。しかし出典の「タバコアトラス2002」をみると、4位に入るべきロシアが抜けている。

世界の肺がん死亡率について武田氏は「世界地図『肺がん死亡率トップ10』」からデータを引用している。ところがこれは正式なデータではなくネット地図ショップのもの。すべて男女が逆になっているというお粗末な間違いがある。 武田氏はそのまま著書に用いているので、ここだけ女性のデータになっている。

民族ごとの肺がん死亡者数について「武田研究室調べ」と記載されているが、出典不明。OECD(経済協力機構)などの公的な数字と比較すると全体的に数字が1桁多い。

武田氏は国立がん研究センターのグラフを引用して、「痩せすぎの女性たちのグループでは、タバコを吸っている方が危険度が小さい。むしろ、タバコを吸っていない女性のほうが危険度が高い」と主張している。しかしこの解釈はデタラメ。本来は、喫煙の有無にかかわらず、太り過ぎ・痩せすぎは死亡リスクが上昇することを示している。

国立がん研究センターの記事は 「約4万人を調査。4386人に何らかのがんが発生。そのうち681人には肺がんが発生」となっている。それを武田氏は「4386人を調査。681人に肺がんが発生」と歪曲したうえで、「そんなことはありえない」「メチャクチャぶりにあきれ果てた」と主張している。

受動喫煙と肺がん死との関連を示した平山雄博士の論文(1981年)の女性グループの肺がん死亡率について、武田氏は「14倍も高い」「こんな異常に高いグループをどこから探してきたのか」と批判している。しかし これは14年間調査した結果(0.14%)なので、年間の死亡率(0.01%)の14倍程度になるのはごく自然なこと。

上記(6)で武田氏は平山論文を批判している(←まったく的外れではあるが)。それにもかかわらず、別のページでは、まるで自分が作成したような書きぶりで、平山論文からグラフを盗用している。武田氏は「30年間に渡る男女の『肺がんの粗死亡率』の推移」と説明しているが、これは平山論文にある「年齢調整死亡率」のグラフそのまま。つまりグラフを盗用し、間違った説明を加えている。

「“タバコを吸うと肺がんになる”は大ウソ!」だそうだが、現実問題としてタバコの広告や包装には、以下のような警告表示がされている。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。

この表示は、たばこ事業法第39条と、これに基づく財務省令(同法施行規則第36条の別表第一・第二)により規定されている。また、タバコ関連の病気としてはたばこ病からのリンクを参照。どちらの言い分を信じるか、よく考えたほうがいいだろう。

ちなみに以下のような報道もなされている。

5月31日の世界禁煙デーで世界保健機関(WHO)が掲げるテーマについて、厚生労働省は国内向けに言い換えることを決めた。WHOは「たばこの宣伝活動の禁止」としたが、「たばこによる健康影響を正しく理解しよう」にした。禁煙団体は「広告規制を所管する財務省やたばこ会社への配慮では。腰が引けている」と批判している。

 

 世界禁煙デーはWHOが1988年に始めた。国内ではこの日から1週間を禁煙週間とし、厚労省や自治体が啓発活動をしている。

 

 WHOの今年のテーマは「Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship(たばこの広告、販売促進、スポンサー活動を禁止しよう)」。日本も批准している、たばこ規制枠組み条約が包括的な広告禁止をうたっていることに沿ったものだ。

つまり、タバコによる健康被害についての日本政府の認識は国際標準と比べて低いということである。

喫煙と肺がんの因果関係については、複数の質の良いコホート研究で証明されています。もし、時系列研究とコホート研究での結果が相互に合致しなければ、コホート研究の結果を採用するべきです。しかし、武田氏の推論とは異なり、喫煙と肺がんの関係において時系列研究とコホート研究での結果は一致しています。喫煙と肺がんの発症もしくは死亡にはタイムラグがあります。たとえば、喫煙をはじめた1ヶ月後に肺がんと診断されたとしても、まともな医師は喫煙が肺がんの原因だとは考えません。

喫煙と肺がんのタイムラグはおよそ20〜30年程度とされています。そうだとしたら、喫煙者率のピークから20〜30年後に肺がんがピークになるはずです。まさしく、武田氏が「喫煙率が下がると肺がん死が増える」と根拠して引用したグラフから、喫煙者率のピークから約30年のタイムラグを経て年齢調整後の肺がん死亡率が減っていることが示されています。日本禁煙学会が作成した図がわかりやすいので引用します。

武田氏の専門がいったいなんなのか、よくわからないが、少なくとも医学ではない。適当なことを言うテレビ芸能人の言うことを鵜呑みにしてはいけない。

太平洋戦争に対する認識

中国は白人国家である

歴史を勉強せず、ただ学校で習ったことが正しいというレベルだった村山首相が「反省する」などという談話を発表したものだから、こじれにこじれている。日本人は謝れば相手は憐憫の情で許してくれるだろうと思っているが、日本民族以外は謝ると居丈高になるというだけのことだ。

 

そして今、日本は10年ごとに首相談話を出し、謝っている。でも安倍首相は談話を出すべきではない。

 

理由

 

1) 日本は戦争で、有色人種民族を独立させた。だから素晴らしい功績がある。

 

2) 日本が戦ったのは白人だけである。

 

3) 日本が中国と戦ったのはアジアで白人側についたのは中国だけだったからだ。

 

4) だから中国は白人国家である。

 

5) しかも日本は現在の共産中国とはほとんど戦っていない。

 

第二次世界大戦で「日本が悪いことをした」というのはアメリカの洗脳であって、事実ではない。ヒットラーと昭和天皇はまったく違う。それは昭和天皇の権限がなかったというのではなく、ドイツはともかく、日本は世界に良いこと(白人の植民地を解放した)をしたのであって、反省することはない。

 

日本を批判している中国も韓国も日本が白人と戦ったから、現在、独立しているのであって、中国も韓国も白人の植民地政策に対して命を捨てて戦ったことは無い。

 

誤った歴史観に基づいた談話を日本の首相が発言するのは止めにするのは当然である。

「日本が戦ったのは白人だけである」「だから中国は白人国家である」 こんなムチャクチャな理屈今まで聞いたことない。

日本兵は強い

「日本に核武装は要らない」と私が考えるのは、「日本兵ほど世界で強い兵士はいない」というのが持論だからです。日清戦争(日露戦争ではない)の時の旅順戦、ガダルカナル玉砕戦、硫黄島殲滅戦、そして千島の占守島守備戦などで見せた日本兵士の強さには他国の将校はビックリしたものです(日本軍は特に兵士が強い)。

「日本に核武装は要らない」という主張に賛同する人は大勢いるだろう、しかし、その理由が「日本兵ほど世界で強い兵士はいない」という理屈はおかしい。いまどき日本兵っているのか?自衛官のことなのだろうか?そもそも日本は太平洋戦争に負けて、こてんぱんに叩きのめされたのだが、それでも「日本兵は強い」とか言えるのだろうか?

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