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UMA:用語

アメラントロポイデス・ロイシ

一般的にはモノスと呼ばれる。Ameranthropoides loysiは、実在した場合に付けられるであろう学名。1920年、スイスの地理学者フランソワ・ド・ロイスが南米のペリハ山脈のマラカイボ湖付近で捕獲した類人猿。類人猿はアフリカとアジアの熱帯にしか生息していないので、アメリカ大陸で捕獲されたなら大発見である。しかし、その正体はクモザル(ケナガクモザル、Ateles belzebuth)とされている。

参考文献とリンク

  1. 謎の動物の百科」 今泉忠明、データハウス (1994/10)
  2. Bigfoot Encountersの「Dr. Francois de Loys, de Loy's ape Often spelled Deloys or DeLoy's GIANT PRIMATES OF THE NEW WORLD Alleged and true discoveries of large primates in South America」 By Michael Seres, Yerkes Regional Primate Research Center
  3. Bigfoot Encountersの「De Loys Ape - Mono Grande Another cryptozoologicalenigma bites the dust as the famous de Loys Ape turns out to be just a spider monkey」 by Davy Russell, 29 JUNE 2001

イエティ

ヒマラヤの雪男。イエティ(雪男)を参照。

エブ・ゴゴ(Ebu Gogo)

Ebu Gogoとは「なんでも生で食べるおばあさん」の意味。かつてインドネシア、フローレス島に住んでいたといわれる「小さな人」。
彼らは身長1メートルあまりで、髪は長く、太鼓腹、耳は少し飛び出し、ぎこちない歩き方、長めの腕と指をしている。女は乳房が長く、それを肩の上に放りあげている。小さな人々は互いに呟きあい、人間の言うことをオウム返しにする。彼らは人間の作った作物を盗むこともあるし、子供や赤ん坊をさらっていくこともある。(子供をさらっていって、料理の仕方を教わろうとするらしい) 中央フローレスのナゲの人々の言い伝えによると、300年ほど前、村人たちがつぎのようにして、エブ・ゴゴを退治した。(文献1、3)

着物を作るようにと、ヤシの実の繊維を贈り物として彼らに与えた。エブ・ゴゴがそれを彼らの洞窟に持ち帰ると、村人たちはタイマツを投げ込み、繊維に火をつけて洞窟を火の海にした。しかし、火傷をおいながらも生き残ったエブ・ゴゴもおり、彼らは深い森の中に逃げ込んでいった。

エブ・ゴゴが最後に目撃されたのは、19世紀にオランダ人がフローレス島に移住してくる、ちょっと前のことだった…

ちなみに、フローレス島では、「ホビット」という愛称で呼ばれるホモ・フローレシエンシスhomo floresiensis)の化石が発見されている。彼らはその地に一万二千年ほど前まで生息していた「我ら以外の人類」である。(ただし、フローレシエンシスが本当に新種の人類かは、まだ論争中) 発見者の一人、Mike Morwoodは自著の中で、エブ・ゴゴの身体的特徴はフローレシエンシスのそれとそっくりだとしている。(文献3) ただし、小人や巨人伝説は世界中にあるので、これも偶然の一致なのかもしれない。

なお、近隣のスマトラ島にも森の中に住む「背の低い人」オラン・ペンデクOrang Pendek)の伝説がある。

参考文献とリンク

  1. Ebu Gogo」:From Wikipedia, the free encyclopedia
  2. Flores Hobbit-Like Human Picture Gallery」:National Geographics News
  3. ホモ・フロレシエンシス 1万2000年前に消えた人類」 マイク・モーウッド (著), ペニー・ヴァン・オオステルチィ (著), 仲村 明子 (翻訳) 、日本放送出版協会 (2008/05)

オオマリコケムシ

北米産の外肛動物門(コケムシ類)の仲間。別名クラゲコケムシ。(文献1〜3) UMAではないが、一般にはあまり知られていないので、池や沼で発生しているのが見つかるとニュースになったりする。2008年にも「中国に謎の生物出現!」としてたびたび報道されている。(文献4) 千葉県の雄蛇ヶ池に発生した時は「オジャッシー」と呼ばれた。(文献5) テレビ番組「探偵ナイトスクープ」では中華風に料理されて食されたこともあったらしい。(文献6) 佐々木孫悟空という名の「虫食い芸人」もオオマリコケムシを食べている。(文献7)

参考文献とリンク

  1. オオマリコケムシの観察例」 K-mal's HP、公開:2006/09/09
  2. クラゲコケムシ(オオマリコケムシ)」 くーまるウォッチング、1999年9月23日
  3. 亀山湖のオオマリコケムシ」 亀山湖牛久沼ワカサギ情報、2006年10月01日
  4. 中国に謎の「生物」出現!?」 ASIOS公式ブログ、2008年11月04日
  5. 〜 心霊スポットに現れた脱力系UMA 〜」 UMAファン 〜 未確認生物、2006/09/20(水) 00:25:47
  6. オオマリコケムシ」 博物雑記、2002,09,17, Tuesday
  7. ニュースの影響力すげぇ〜なぁ〜??」 佐々木孫悟空てき虫の味、2008-08-11 01:06:27

オゴポゴ

カナダのブリティッシュコロンビア州にあるオカナガン湖に住むUMA。

参考文献とリンク

  1. ウィキペディアの「オゴポゴ」の項目
  2. 英語版Wikipediaの「ogopogo」の項目

オリバー君

人とチンパンジーの中間である47本の染色体を持つとされていた。ところが、その後チンパンジーと同じ48本であることがわかった。オリバー君の項目を参照。

参考文献とリンク

  1. 英語版Wikipediaの「Oliver (chimpanzee)」の項目
  2. 英語版Wikipediaの「Humanzee」の項目

ケサランパサラン

幸運を呼ぶ謎の生物で、オシロイを食べるといわれている。ものすごい長生きらしい。時々増える。植物質のもの(アザミ等の種子のようなもの)と動物質(肉食動物が排泄した毛玉のようなもの)の2種類が存在する。一般によく見かけるのは、植物質のほう。

参考文献とリンク

  1. ウィキペディアの「ケサランパサラン」の項目
  2. けさらんぱさらん

スカイフィッシュ

高速で空中を飛ぶUMA。その正体は「モーションブラー現象」だとされる。スカイフィッシュという呼称は日本だけのもののようで、英語圏では「ロッド」もしくは「フライング・ロッド」と呼ばれる。

参考文献とリンク

  1. ウィキペディアの「スカイフィッシュ」の項目
  2. 英語版Wikipediaの「Rod (cryptozoology)」の項目
  3. 『特命リサーチ200X』の「謎の生物スカイフィッシュの正体を突き止めた!」(2003/11/23 報告)
  4. Skeptic's Dictionaryの「rod」の項目
  5. SOL'S "RODS" STUDYの「Jose Escamilla's "Rods" Video Sequences
  6. ASIOSの「スカイフィッシュの解説」のページ

チュパカブラ

山羊の血を吸うUMA。南米各地に出没する。グレイ型宇宙人の背中にトゲが生えたようなイラストで表現されることがしばしば。

参考文献とリンク

  1. UMA“チュパカブラ”の正体とは?」 Ker Than for National Geographic News, November 1, 2010
  2. ウィキペディアの「チュパカブラ
  3. 英語版Wikipediaの「Chupacabra」の項目
  4. X51.ORGの「チュパカブラを発見か - 家畜を襲う謎の生物が射殺される
  5. Skeptic's Dictionaryの「chupacabra」の項目

ニューネッシー

1977年に日本のトロール船がニュージーランド沖で引き揚げた謎の腐乱死体。首長竜に似た姿をしていたが、その正体はウバザメだとされる。

参考文献とリンク

  1. ウィキペディアの「ニューネッシー」の項目
  2. 謎の巨大生物UMA」の「ニューネッシー特集」、「ニューネッシー特集その2」、「ニューネッシー特集その3」、「ヒゲ状物質のたんぱく質(アミノ酸)鑑定」、「ニューネッシーの足を探せ!!!」、「漁業プロの話in掲示板」、「漁業プロの話その2」、「ますます盛り上がる漁業プロさんの話!」、「結論編!
  3. Sea-monster or Shark?」 Glen Kuban's Web Sites

乳白色の海 (Milky Sea)

昔から船乗りたちには知られていた現象で、夜間に見渡す限りの海が均一に白く発光する現象のことである。しかもこの現象は数日間持続し、人工衛星からも観測できる。その正体はまだわかっていないが、発光性バクテリアの大量発生だと考えられている。詳しくは乳白色の海 (Milky Sea)の項目を参照。

ネッシー

イギリス、スコットランドのネス湖に生息するUMA。恐竜(プレシオサウルス)の生き残りではないかと言われている。ネッシーの項目を参照。

参考文献とリンク

  1. ウィキペディアの「ネッシー」の項目
  2. 英語版Wikipediaの「Loch Ness Monster」の項目
  3. 謎の巨大生物UMA」の「ネッシー特集」、「ネッシーその2」、「ネッシーその3
  4. Skeptic's Dictionaryの「Loch Ness "monster"
  5. ネッシーの存在「疑いない」=1938年に地元警察署長が書簡で」 〔AFP=時事〕【ロンドン27日】(2010/04/28-00:18)

ビッグキャット

おもにイギリスに現れる大きな猫型UMA。

参考文献とリンク

  1. Big Cats In Kent」 This is the Kent arm of the Big Cats In Britain research group run by Richard Snook.
  2. ウィキペディアの「エイリアン・ビッグ・キャット」の項目
  3. 英語版Wikipediaの「Phantom cat」の項目
  4. 英語版Wikipediaの「British big cats」の項目

ビッグフット

ビッグフットの項目を参照。

ヒバゴン

モラーグ

ミニ原人

岡村長之助氏が発見した人間の祖先。体長は大きくて数ミリしかなかった。ミニ原人の項目を参照。

ラーガルフリョゥトルムリン

アメリカのオンラインマガジン「Slate」 によると、フィンランドの研究者が、この映像に写っているものは氷で固まった魚の網であるとすでに結論が出されていたにもかかわらず、この委員会が新たな決定を下したことで、映像の撮影者に少額の報酬金が渡されることになったという。

 

一方で、この決定は明らかにアイスランドへのクリプトツーリズム(未確認生物を見に行くための観光)を誘致することが目的の、見え透いた作り話だという批判の声もあがっている。